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七五三とは?何歳・いつ(2026年)・数え年と満年齢・初穂料・由来|神社17社の公式と辞書で確かめた

七五三の参道を歩く着物の子ども3人と朱の鳥居の木版画風イラスト

先に結論だけ

七五三は、3歳・5歳・7歳の節目に神社へ参り、無事に育ったことを感謝して、これからの成長を祈る行事です。神社本庁は氏神さまやご先祖さまにお参りして感謝と今後の成長を祈る人生儀礼と説明し、明治神宮は「無事成長したことを感謝し、これからの将来の幸福と長寿をお祈りする」と書いています。

年齢は男の子3歳・5歳、女の子3歳・7歳が基本です。本来は数え年ですが、住吉大社は「数え年でも、満年齢でも受付しております」と書き、東京都神社庁も満年齢で祝う割合が高くなったと説明しています。

2026年の11月15日は日曜日で、六曜は仏滅です。明治神宮は「11月15日の前後の祝日など都合の良い日に」と案内しています。初穂料は、比べた17社で1万円(から)が7社、6,000〜7,000円からが4社、5,000円からが6社に分かれました。

当サイト(カンナビ)は2026年10月7日に「七五三」の上位記事を集め、出張撮影の仲介や育児メディアの記事が中心で、神社の公式ページや辞書は含まれず、2026年版の記事は個人のブログ1件だけだったことを確かめました。そこで神社本庁・東京都神社庁と神社17社の公式ページ、辞書、国立天文台の暦を同じ日に開いて並べました。金額・受付期間・撮影のルールは2026年10月7日に確かめたもので、変わることがあります。

この記事でわかること

  • 何歳で祝うか: 男女の年齢と、髪置・袴着・帯解の意味、辞書で割れる年齢を表にしました。
  • 2026年はいつか: 数え年と満年齢の生年早見表と、11月の土日祝・六曜の表です。
  • 初穂料と受付: 17社の金額、兄弟の料金、予約の要否を社ごとに並べました。
  • 当日と写真: 授与品、服装、外部カメラマンの撮影ルールを神社の原文で示しました。
目次

七五三とは|3歳・5歳・7歳の成長を氏神に感謝し、これからを祈る行事

七五三は、3歳・5歳・7歳まで無事に育ったことを神さまに感謝し、この先の成長を祈る行事です。

神社本庁と明治神宮の説明

神社本庁は髪置・袴着・帯解の祝いに由来するとし、明治神宮は感謝と長寿の祈りだと書いています。

神社本庁は、七五三が「3歳の『髪置』、5歳の『袴着』、7歳の『帯解』に由来する」とし、「七つまでは神の内」という言葉を挙げて、子供が無事に育ったことを皆で祝い、氏神さまやご先祖さまにお参りして感謝と今後の成長を祈る人生儀礼だと説明しています(神社本庁の七五三の案内)。明治神宮は「三歳、五歳、七歳と成長の節目に近くの神社に参拝して、無事成長したことを感謝し、これからの将来の幸福と長寿をお祈りする」と書いています(明治神宮のよくある質問)。

「七つまでは神の内」について、明治神宮は「乳幼児の死亡率が高かった昔は、七歳までの子供は神の子とされ、七歳になって初めて社会の一員として認められた」と説明しています。総務省統計局の人口推計では、2024年10月1日現在の3歳は82.8万人、5歳は87.2万人、7歳は94.0万人でした(人口推計 第1表)。

お宮参りから続く人生儀礼

七五三は、生後1か月前後のお宮参り、100日前後のお食い初めに続く、子どもの3回目以降の節目です。

生まれて初めて氏神に参るお宮参りの日取りや初穂料はお宮参りとはで、生まれる前の安産祈願は別の記事で説明しています。下の図は、生まれてから7歳までの行事を1本の線に並べたものです。

生まれてから7歳までの人生儀礼 誕生 1か月前後 お宮参り 100日前後 お食い初め 3歳 髪置 男の子・女の子 5歳 袴着 男の子 7歳 帯解 女の子 3つの祝いをまとめて「七五三」 年齢は神社本庁・明治神宮・デジタル大辞泉の説明による(数え年・満年齢のどちらでもよいと書く神社がある)

七五三は何歳で祝う?|男の子3・5歳、女の子3・7歳が基本

七五三は、男の子が3歳と5歳、女の子が3歳と7歳で祝うのが基本で、辞書も神社もそう書いています。

髪置・袴着・帯解の意味

3歳の髪置は髪を伸ばし始める祝い、5歳の袴着は初めて袴を着ける祝い、7歳の帯解は大人の帯を締める祝いです。

神社本庁によると、髪置は男女児ともに行い、この日を境に髪を伸ばし始めた儀式、袴着は男児が初めて袴を着ける儀式、帯解は女児が幼児用の付紐をやめて大人の帯を締める儀式です。東京都神社庁も「髪置きは三歳の男女児の祝い…袴着は五歳の男児の祝い…帯解き(紐解き)は七歳の女児の祝い」と書いています(東京都神社庁の問答)。デジタル大辞泉も「男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳にあたる年の11月15日」と説明しています(コトバンク「七五三」)。

男の子は5歳を中心に書く神社もある

明治神宮は、男の子は5歳が中心で、地方によって3歳も祝うと書いています。男の子の3歳は社で扱いが違います。

明治神宮の原文は「かつては、数え年の男子は三歳と五歳、女子は三歳と七歳で祝いましたが、現在では満年齢で男子が五歳(地方によって三歳も)、女子が三歳、七歳でお祝いすることが一般的」です。日枝神社は「年齢 (数え年)」の見出しで3歳の男女・5歳の男児・7歳の女児を挙げ、太宰府天満宮は「男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳」と書いています。男の子が3歳で参ってよいかで迷ったら、受ける神社の案内を見てください。

辞書で割れる年齢

袴着と帯解の年齢は、辞書によって書き方が違います。どれか1つが正しいとは決められません。

世界大百科事典は「3歳と7歳,または7歳だけを祝う」地方もあると書き、マイペディアは江戸時代には「年齢や祝日,男女の別は固定していなかった」と説明しています。日本大百科全書は、3歳の祝いを4歳とする所が西日本に多いと書いています。

年齢祝い誰の祝い辞書・神社の書き方
3歳髪置(かみおき)男の子・女の子神社本庁は男女児。日本国語大辞典は江戸時代に公家は2歳、武家・民間は3歳が多いが一定しないと書く
5歳袴着(はかまぎ)男の子大辞泉「古くは3歳、後世では5歳または7歳」。ブリタニカは江戸時代以降5歳の男児に定着、マイペディアは「近世には7歳」
7歳帯解(おびとき)・紐解女の子日本国語大辞典は女子7歳。日本大百科全書は「多く3歳の祝い」(地方により4・5・7歳)。マイペディアは男子5歳・女子7歳

出典:コトバンク「袴着」・コトバンク「帯解」・コトバンク「髪置」(2026年10月7日取得)

数え年と満年齢はどちら?|どちらでもよいと書く神社がある

本来は数え年で祝いますが、満年齢でもよいと書く神社や神社庁があります。決まりではないので選べます。

東京都神社庁は「本来は数え年で祝いますが、最近では満年齢で祝う割合が高くなり」と書いています。住吉大社は「数え年でも、満年齢でも受付しております」、熱田神宮は「数え年でのお参りが本来ですが満年齢での参拝も増えて」、湊川神社は「満年齢で行われても差しつかえございません」と案内しています(住吉大社の七五三の案内・熱田神宮の祈祷の案内・湊川神社のよくある質問)。数え年と満年齢のどちらで祝った人が多いかを調べた一次調査は、見つかりませんでした。

数え年の数え方

数え年は生まれた年を1歳とし、元日ごとに1つ足す数え方です。満年齢に1歳か2歳を足すと出ます。

明治神宮は「数え年とは、満年齢に誕生日前には2歳、誕生日後には1歳を加えた年齢です」と書いています。たとえば2024年5月生まれの子は、2026年11月15日には満2歳で誕生日を過ぎているので、数え年は3歳です。法律では、年齢計算ニ関スル法律(明治35年法律第50号)が年齢を出生の日から数えると定め、年齢のとなえ方に関する法律(昭和24年法律第96号)が「数え年によつて言い表わす従来のならわしを改めて」満年齢で言うよう求めました(e-Gov法令検索)。数え年は厄年と同じ数え方です。

2026年の生年早見表

2026年に数え年で祝うのは2024年・2022年・2020年生まれ、満年齢ならそれぞれ1年前の生まれです。

橿原神宮の「令和8年(2026)七五三 年齢早見表【目安】」をもとに、西暦を足しました(橿原神宮の七五三の案内)。住吉大社も「令和8年(2026年)七五三まいり早見表」を出しています。

祝う年齢誰の祝い数え年で祝う場合満年齢で祝う場合
3歳男の子・女の子令和6年(2024年)生まれ令和5年(2023年)生まれ
5歳男の子令和4年(2022年)生まれ令和3年(2021年)生まれ
7歳女の子令和2年(2020年)生まれ平成31年・令和元年(2019年)生まれ

満年齢の欄は、その年のうちに3歳・5歳・7歳になる生まれ年です。秋から年末に生まれた子は、11月に参る日にはまだ誕生日の前ということがあります。

早生まれと兄弟一緒の祝い

早生まれや兄弟の年の差は、数え年と満年齢のどちらで数えるかを変えると、1回にまとめやすくなります。

明治神宮は「年齢にこだわらず、兄弟一回で済ますことも構いません」と書いています。3歳の祝いを数え年にすると、満1〜2歳の秋の参拝になります。どちらにするかは、子どもの体調と家族の都合で決めてかまいません。

七五三はいつ?|2026年の11月15日は日曜・仏滅。前後の都合のよい日でよい

2026年の11月15日は日曜日で、六曜は仏滅です。神社は15日の前後の都合のよい日に参ってよいと書いています。

明治神宮は「現在では、この日にあまりこだわらず、11月15日の前後の祝日など都合の良い日に」と案内し、東京都神社庁は「十一月十五日に拘らず、その前後の都合の良い日に参拝する傾向が強く」と書いています。熱田神宮は、11月15日に限らず「その前後1ヶ月ほどの間にお参り」する人が増えていると説明しています。

2026年11月の土日祝と六曜

2026年11月の土日祝は11日あり、大安の土日は22日(日)と28日(土)です。21〜23日は3連休です。

曜日と祝日は国立天文台の暦要項と内閣府の祝日一覧で確かめました。六曜は暦要項の朔(新月)の日を旧暦の1日として当サイトが計算し、仏滅の日がベストカレンダーの表と一致することを確かめました(国立天文台 暦要項2026・ベストカレンダー)。六曜は神社の決まりではありません。

日付曜日旧暦六曜メモ
11月1日日9月22日赤口
11月3日火9月24日友引文化の日
11月7日土9月28日赤口
11月8日日9月29日先勝
11月14日土10月6日先負平安神宮の特別神楽の日
11月15日日10月7日仏滅七五三の日。平安神宮の特別神楽の日
11月21日土10月13日仏滅3連休の初日
11月22日日10月14日大安
11月23日月10月15日赤口勤労感謝の日(3連休の最終日)
11月28日土10月20日大安
11月29日日10月21日赤口

9月から12月に分かれて参る家族

参拝は11月15日の当日より、その前後の週末に分かれています。9月や12月に参る家族もいます。

スタジオアリスが2023年5月に小学生の親500名に聞いた調査では、お参りの時期は11月15日の当日が4.6%、当日以外の11月が52.1%でした(スタジオアリスの調査)。朝日新聞(2025年9月17日・10月8日)は、湊川神社と西宮神社で9月から12月にかけての参拝が増えていると報じています。北海道新聞(2025年11月14日)は、北海道では雪が降る前の10月に行う家庭が多いと伝えています。下の図は、受付期間や記念品の期間を公式に書いている神社を並べたものです。

2026年の受付期間・記念品の期間(公式の記載) 9月 10月 11月 12月 11月15日 湊川神社 東京大神宮(記念品) 住吉大社(千歳飴) 平安神宮 橿原神宮 伏見稲荷大社 濃い帯=祈祷の受付期間、薄い帯=記念品・千歳飴を渡す期間(祈祷は通年)。2026年10月7日に各社の公式で確認

なぜ11月15日?七五三の由来|鬼宿日・霜月祭・徳松の3説

11月15日になった理由には、鬼宿日説・霜月祭説・徳川綱吉の子の徳松説の3つがあり、1つに決まっていません。

11月15日の3つの説

辞書と神社は3つの説をそれぞれ書いていて、どれを取るかは出典によって違います。

1つ目は鬼宿日説です。日本大百科全書は「二十八宿中の鬼宿といわれる最吉日」と書き、明治神宮も「鬼宿日(きじゅくにち)」を挙げています。2つ目は霜月祭説で、世界大百科事典は「霜月の祭りの日に当たり」、ブリタニカも霜月祭の日と書きます。3つ目は徳松説で、神社本庁は5代将軍の徳川綱吉が息子の徳松の健康を祈ったことが庶民に広まった「ともいわれる」と書き、日本大百科全書は「俗説では徳川綱吉の子息徳松」としています。徳松説の年を書いた辞書は、今回確かめた範囲では見つかりませんでした。

いつから広まったか・「七五三」という言葉

七五三の形にまとまった時期は、江戸時代中期以降とする辞書と、明治の東京とする辞書に分かれます。

ブリタニカは「江戸時代中期以降のことで,商家の営業政策」と書き、日本大百科全書は「盛んになったのは明治時代の東京において」とし、晴れ着や千歳飴の習慣もこのころからと説明しています。明治神宮も「明治時代になって現代の七五三として定着しました」と書き、島根県立図書館のレファレンス事例も「一般に広まったのは、明治期にはいってから」と答えています(レファレンス協同データベース)。日本国語大辞典は「七五三の祝い」の早い用例として、1775年の川柳評万句合の「七五三とはめづらしひ十五日」を挙げています。

七五三の受付期間と予約|多くの神社は予約不要の当日受付

比べた17社のうち14社が、七五三の祈祷は予約不要で当日受付と公式に書いています。残る3社は記載がありません。

神田明神は「予約はお受けしておりません」、熱田神宮は「事前予約は一切受付ておりません」と書いています。鶴岡八幡宮・寒川神社・伏見稲荷大社は、個人の祈祷の予約の要否を公式に書いていませんでした。着付けや写真、会食のプランは、祈祷とは別に予約が要る神社があります(東京大神宮・日枝神社)。

期間を決めている神社と通年の神社

受付期間を公式に決めているのは4社で、ほかは通年・随時と書く社と、期間の記載が無い社に分かれます。

神社2026年の受付期間受付・予約
明治神宮通年(七五三の時期は受付場所が異なる場合あり)予約不要・当日
東京大神宮通年。記念品は9月から11月まで祈祷のみは当日可
神田明神随時当日のみ(午前9時〜午後3時45分)
日枝神社通年予約不要(午前9時〜午後4時)
大國魂神社記載なし(「11月15日前後」と記載)予約不要・随時
鶴岡八幡宮記載なし記載なし(受付8時30分〜16時30分)
寒川神社特別授与の期間あり(祈祷は期間外も受付)記載なし
武蔵一宮 氷川神社記載なし当日のみ(事前予約不可)
熱田神宮指定なし当日のみ(午前8時30分〜午後4時)
伏見稲荷大社10月・11月中(午前9時〜午後4時)記載なし
平安神宮10月1日〜12月15日当日のみ(9時〜16時)
生田神社通年。記念品は9月1日から当日のみ(9時30分〜16時)
住吉大社毎日受付。千歳飴は9月〜12月中旬当日のみ(9時〜15時50分)
太宰府天満宮通年。千歳飴は例年10月頃〜12月頃当日のみ(9時〜16時30分)
北海道神宮七五三の時期の記載なし(個人の祈祷は随時)予約不要
湊川神社9月1日〜12月31日予約制ではない
橿原神宮10月1日〜12月第1日曜日(期間外も受付)予約制ではない(午前9時〜午後4時)

出典:各社の公式ページ(2026年10月7日取得。URLは下の初穂料の表と記事末にまとめました)。寒川神社のお知らせにある特別授与の開始日は曜日が2026年の暦と合わないため、日付を載せていません。

予約がいる神社もある

七五三の祈祷を予約制にしている神社もあります。近所の神社に参るときは、公式か電話で確かめてください。

タウンニュース高津区版(2025年10月24日)は、川崎市の溝口神社が七五三の祈祷を事前予約制で受け付けていると報じています(タウンニュース)。比べた17社の当日受付は、その神社の決まりで、ほかの神社に当てはまるとは限りません。

七五三の初穂料はいくら?|1万円の定額と、5,000円からに割れる

17社の初穂料は、1万円(から)が7社、6,000〜7,000円からが4社、5,000円からが6社に分かれました。

17社の金額

金額は公式の書き方のまま載せました。七五三専用の額を出していない5社は、ご祈祷一般の額です。

神社初穂料(公式の書き方)メモ
東京大神宮10000円現金のみ
神田明神10,000円〜
日枝神社1万円から
鶴岡八幡宮1件につき10,000円より
生田神社1人10,000円・2人15,000円・3人18,000円兄弟姉妹に限る
住吉大社お一人様10,000円・お二人様15,000円兄弟姉妹の場合
湊川神社1人10,000円・2人15,000円・3人18,000円兄弟姉妹の場合(令和8年の案内)
平安神宮お一人6,000円以上お志
太宰府天満宮6,000円お子様一人あたり
橿原神宮1人7,000円お守・延寿飴・おもちゃを含む
熱田神宮6,000円、8,000円、10,000円以上「祈祷内容は同じです」。家族含め5名以上は1万円から
寒川神社5、000円から(思召し)1万円からは授与品が増える
明治神宮5千円よりご祈祷一般の額
大國魂神社5,000円〜ご祈祷一般の額
武蔵一宮 氷川神社5,000円からご祈願一般の額
伏見稲荷大社5,000円から段階ありご祈祷一般の額
北海道神宮5千円〜ご祈祷一般の額

確かめた日:2026年10月7日。八坂神社は同じ日に公式サイトへ接続できなかったため、載せていません。

兄弟の料金

兄弟姉妹の料金を決めている社、子ども1人あたりで数える社、人数の書き方が無い社の3つに分かれます。

兄弟の料金を決めているのは生田神社(2人15,000円・3人18,000円、「ご兄弟、ご姉妹のお子様の場合に限ります」)、住吉大社(2人15,000円)、湊川神社(2人15,000円・3人18,000円)です。太宰府天満宮は「お子様一人あたりの初穂料」6,000円、橿原神宮は1人7,000円と、1人ずつ数えます。ほかの神社は人数の書き方が無いので、申し込みのときに聞いてください。

のし袋と表書き

表書きは「初穂料」が基本で、「玉串料」「御神前」なども使えます。下に子どもの名前を書きます。

神社本庁は表書きに「初穂料」のほか「御神前」「上」「奉献」「奉納」でもよいとし、東京都神社庁は「初穂料」「玉串料」「奉納」「祈祷料」などと書けばよいと答えています(神社本庁の表書きの案内・東京都神社庁の問答)。東京大神宮は現金のみと書いているので、支払い方法も確かめておくと安心です。

神社での七五三の当日の流れ|受付→祈祷→授与品

神社での七五三は、社務所で申し込み、順番を待って祈祷を受け、授与品を受け取る流れです。

受付で申し込み、初穂料を納めます。生田神社は祈祷の時間について「お子様のお名前を神前に奏上いたしますので、人数により変わります」と書いており、祈祷では子どもの名前が神前で読み上げられます。拝殿の前での参拝の仕方は参拝作法にまとめています。

授与品は社ごとに違う

授与品は千歳飴・お守り・記念品が中心ですが、千歳飴を出さない神社や、受付で先に渡す神社もあります。

神社授与品(公式の書き方)
東京大神宮お守り、神酒、千歳飴、絵馬、記念メダル、風船(令和8年)
平安神宮お守(福笹)・千歳飴・お土産の玩具(期間中)
住吉大社千歳飴・御守とファミリアのおしるし
湊川神社お守り、千歳飴
太宰府天満宮お守り・千歳飴・文房具の「七五三お祝い袋」と梅ヶ枝餅の引換券
武蔵一宮 氷川神社千歳飴は受付時、お札は祈祷の後
橿原神宮記念メダル・お守・延寿飴・おもちゃ
寒川神社紅白の御幣・七五三神札・御守・御神供(お菓子)など
生田神社記念品(9月は記念メダルも)

出典:各社の公式ページ(2026年10月7日取得)。

祈祷を受けずに参拝だけでもよい

神社本庁と明治神宮の説明は「お参り」「参拝」で、祈祷を受けることを条件にしていません。

神社本庁は氏神さまやご先祖さまに「お参り」して感謝と成長を祈ると書き、明治神宮も「近くの神社に参拝して」と書いています。家族で拝殿の前でお参りするだけでも七五三です。上の表の授与品は、各社が祈祷の案内の中で書いているものです。参拝だけのときに受けられるかは、授与所で聞いてください。

千歳飴の由来|江戸の飴売りの2説と、長寿を願う紅白の棒飴

千歳飴は紅白の細長い棒飴で、江戸の飴売りが始めたとする説が2つあります。どちらかに決まっていません。

平野甚左衛門説と浅草の七兵衛説

日本大百科全書は、大坂の平野甚左衛門説と、浅草の七兵衛説の2つを並べて書いています。

デジタル大辞泉は千歳飴を「紅白に染めた棒状の飴」とし、鶴亀などの絵を描いた長い袋に入れると説明しています。日本大百科全書は、1615年(元和元年)に大坂の平野甚左衛門が江戸に出て商った説と、元禄・宝永年間(1688〜1711年)に浅草の七兵衛が売り歩いた説を挙げています。ブリタニカは人名を挙げず「最初浅草寺の境内で売出された」と書き、日本国語大辞典は「千歳飴」の文献の早い例に1843年の『筠庭雑考』を挙げています(コトバンク「千歳飴」)。

千歳飴ではない飴を授ける神社

橿原神宮は千歳飴ではなく「延寿飴」を授けています。寒川神社の授与品にも千歳飴は書かれていません。

橿原神宮の初穂料7,000円には、記念メダル・お守・延寿飴・おもちゃが含まれます。寒川神社は御神供(お菓子)を授けると書いています。千歳飴の有無で神社を選ぶなら、授与品の欄を先に見てください。

七五三の服装|3歳は被布、5歳は羽織袴、7歳は帯を結ぶ着物

明治神宮は、3歳の女の子は被布、5歳の男の子は羽織袴、7歳の女の子は帯を結んだ着物と書いています。

年齢ごとの子どもの服装

3歳はお宮参りの祝い着を仕立て直すことが多く、5歳は袴に守り刀、7歳は丸帯を結ぶのが明治神宮の説明です。

年齢誰明治神宮の書き方
3歳女の子晴れ着に帯を結ばず、袖なし襟付きの朱色の「被布」をはおる。お宮参りの祝着を仕立て直す場合も多い
3歳男の子羽二重熨斗目模様の紋付二枚襲にへこ帯、袖無し羽織。お宮参りの「のしめ」を転用する場合が多い
5歳男の子五つ紋付熨斗目模様の羽織。袴は黒・紺・茶の無地。白い扇子、守り刀を身につける
7歳女の子肩上げ、おはしょりや腰あげをした友禅模様の着物。丸帯をしっかりと結ぶ

比べた17社の公式に、子どもの服装を和装に限る記述はありませんでした。

親の服装

親の服装について、明治神宮が書いているのは「参拝にふさわしい服装で」の一文だけです。

比べた17社の七五三のページに、親の服装の決まりを書いたものはありませんでした。祈祷では昇殿するので、子どもの晴れ着に合わせた落ち着いた服を選ぶと安心です(明治神宮の参拝の注意)。

七五三の写真|外部カメラマンは禁止・許可制・申請不要に割れる

外部のプロカメラマンを連れての撮影は、神社によって禁止・許可制・申請不要に分かれます。先に公式を確かめてください。

神社ごとの撮影ルール

明治神宮と熱田神宮は外部カメラマンを認めず、湊川神社は許可証制、氷川神社は申請不要です。

神社外部カメラマン・撮影の書き方
明治神宮「プロカメラマンに依頼しての記念撮影はお控えください」
熱田神宮「七五三詣等のプロのカメラマンを同伴しての撮影は許可しておりません」
湊川神社受付で申し出ると「撮影許可証」と注意書きを渡す
武蔵一宮 氷川神社「出張撮影カメラマンの同行に申請の必要はありません」。祈祷中・レフ板やライト・場所の占拠・敷物での簡易スタジオは禁止、楼門内は15分前後
東京大神宮「境内のみ撮影可能です」。拝殿内・大神宮会館内は遠慮
日枝神社大型のストロボ・三脚・一脚などは不可(令和8年7月の注意事項)

出典:明治神宮・熱田神宮・湊川神社・氷川神社・東京大神宮・日枝神社(2026年10月7日取得)。外部カメラマンについて公式に書いていない神社は、表に入れていません。

出張撮影3社のガイドライン

出張撮影のラブグラフ・fotowa・OurPhotoの3社は、2023年10月に神社仏閣での撮影ガイドラインを作りました。

読売新聞(2025年5月22日)とAERA DIGITAL(2024年11月16日)によると、ガイドラインは祈祷の前後に撮る、祭壇を写さない、小声で話す、荷物を小さくまとめる、などを求めています(AERA DIGITAL)。AERA DIGITALは、都心の神社で出張カメラマンの大声や場所の占拠が目立ち、撮影を許可制にした例を伝えています。

前撮り・後撮り

写真だけを11月より前に撮る前撮りは珍しくなく、スタジオアリスの調査では早撮りの経験者が61.9%でした。

同じスタジオアリスの2023年の調査(小学生の親500名)で、早撮りを「ある」と答えた人は61.9%でした。同じ調査では、七五三で困った経験がある人は39.4%で、理由の最多は「子どもが疲れた」の51.8%でした。早撮りは、参拝の日と撮影の日を分ける選び方です。

写真スタジオ・出張撮影の公式料金

サブの検索語に出てくる4社の料金を、各社の公式ページの書き方のまま載せました。比較や推薦はしていません。

サービス公式の料金の書き方(税込)形式
ラブグラフ16,280円〜/26,180円〜/38,280円〜(プランにより異なる)出張撮影
fotowa(フォトワ)平日24,200円・土日祝29,700円出張撮影
シャレニー基本撮影料3,300円(セットは33,000〜110,000円)写真スタジオ
たまひよの七五三撮影公式の料金ページを特定できず、料金を確かめられませんでした―

確かめた日:2026年10月7日。出張撮影を頼むときは、参る神社が外部カメラマンを認めているかを先に見てください。

七五三はどこの神社に行く?|本来は氏神、お宮参りの神社でもよい

本来は住んでいる土地の氏神に参ります。お宮参りをした神社や、有名な神社で受けてもかまいません。

神社本庁は七五三を「氏神さまやご先祖さま」にお参りする人生儀礼と説明し、明治神宮は「近くの神社に参拝して」と書いています。氏神とはどんな神さまかは氏神とはで、生まれた土地の神との違いは産土神とはで説明しています。

氏神の調べ方

自分の氏神は、住所を管轄する都道府県の神社庁に聞くと分かります。当サイトの調べ方の手引きも使えます。

住所から氏神を探す手順は氏神の調べ方にまとめています。家の近くの神社は近くの神社を探すで地図から探せます。お宮参りをした神社にもう一度参ると、子どもの成長の節目を同じ神さまに報告できます。

有名な神社で受けるとき

有名な神社で受けるときは、受付時間と記念品の期間を公式で確かめ、混みやすい日を外すと楽です。

湊川神社は、かつて七五三参りが11月中旬の土日祝に集中していたと朝日新聞(2025年9月17日)の取材に答えています。都府県ごとの神社は東京の神社・大阪の神社・京都の神社・福岡の神社の一覧で探せます。子どもの健やかな成長を願う神社は健康のご利益がある神社で紹介しています。

よくある質問

Q. 七五三は祝日ですか?

A. 祝日ではありません。内閣府の令和8年(2026年)の国民の祝日に11月15日は無く、11月の祝日は3日(文化の日)と23日(勤労感謝の日)です(内閣府の国民の祝日)。2026年の11月15日は日曜日です。

Q. 年の離れた兄弟を一度に祝うには、どう数えればいいですか?

A. 数え年と満年齢を使い分けると同じ年にまとめられます。2026年なら、2021年生まれの兄は満年齢で5歳、2024年生まれの妹は数え年で3歳になり、住吉大社・湊川神社のように数え年でも満年齢でも受ける神社なら一度に申し込めます。兄弟2人の初穂料は、両社とも15,000円です。

Q. 七五三をしなかった・遅れたときはどうしますか?

A. 年齢にこだわらず参ってかまわないと書く神社があります。明治神宮の「年齢にこだわらず」の一文のほか、数え年でも満年齢でも受ける神社なら、数え年で見送った年の翌年に満年齢で参ることもできます。受ける神社に年齢を伝えて相談してください。

Q. 祈祷の最中に家族が写真を撮ってもいいですか?

A. 神社によって違います。生田神社は「七五三のご祈祷中、自由に写真・動画撮影を行って頂けます」と書き、住吉大社は「祈祷時の撮影は禁止させていただきます」、橿原神宮と日枝神社は祈祷中の撮影を遠慮するよう案内しています。

Q. 喪中のときは七五三をしてもいいですか?

A. 忌の期間が明けてから参るのが目安です。東京都神社庁は、現在は最も重い父母の死で50日間、神社参拝を遠慮すると書いています(東京都神社庁の問答)。日をずらして参ればよく、受ける神社に相談してください。

Q. 七五三の祈祷はどれくらい時間がかかりますか?

A. 公式に書いている2社では20〜30分です。生田神社は「ご祈祷時間は約20分程度です」、湊川神社は「祈祷時間は約30分です」と書いています。ほかの15社は祈祷の時間を公式に書いていませんでした。受付の待ち時間が加わるので、時間に余裕を持って出かけてください。

まとめと参考にした一次情報

七五三は、3歳・5歳・7歳まで育ったことを氏神に感謝し、この先の成長を祈る行事です。

年齢は男の子3歳・5歳、女の子3歳・7歳が基本で、数え年でも満年齢でもよいと書く神社があります。2026年の11月15日は日曜・仏滅で、神社は前後の都合のよい日に参ってよいと案内しています。11月15日の由来は鬼宿日・霜月祭・徳松の3説が並び、初穂料は17社で1万円(から)・6,000〜7,000円から・5,000円からの3つに分かれ、14社は予約不要の当日受付でした。外部カメラマンの撮影は禁止・許可制・申請不要に割れるので、参る前にその神社のページを確かめてください。生まれて最初の参拝はお宮参りとはで、ほかの神社は神社を探すや神社めぐりプランナーで探せます。

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