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5つの属性

神社属性とは?5属性の意味・調べ方・相性と、有名神社の属性一覧

ATTRIBUTE属性から神社を選ぶ

神社属性とは、人と神社を地・水・火・風・空の五つに分けて相性を見る考え方で、繭気属性(けんきぞくせい)とも呼ばれます。たどれるいちばん古い資料は2008年8月25日付の占い師のブログ記事で、神道の教えや神社本庁の分類ではありません。神社の側の属性も神社が名乗っているものではなく、それを載せているサイトが決めています。当サイト(カンナビ)は、この考え方を神社選びの入口として使い、神社の属性を判定した根拠を社ごとに全部公開しています。

この記事でわかること

  • 5属性の意味と、自分の属性の出し方: 地・水・火・風・空が何を表すかと、生年月日と血液型から数字を一桁にする手順。計算はサイトによって4通りあります。
  • 有名な神社が何属性か: 明治神宮や伏見稲荷大社など20社の当サイトの判定と、その理由。
  • 根拠はどこまであるのか: 最古の記事に書かれていたこと、神社の側の属性を誰が決めているのか、相性が悪いとされる神社に行ってよいのか。

計算を省いて自分の属性だけ知りたい場合は、神社属性診断に生年月日と血液型を入れると、途中の計算ごと表示されます。

神社属性とは

神社属性とは、人と神社をそれぞれ地・水・火・風・空に分けて相性を見る、民間で広まった考え方です。

使い方は、生年月日と血液型から自分の属性を出し、行きたい神社の属性を調べ、同じ属性か相性がよいとされる属性の社を選ぶ、という順序です。

注意しておきたいのは、この考え方が神社の側から出てきたものではないという点です。神社が自分で「当社は水属性です」と掲示している例は、当サイトが調べた範囲では見当たりません。属性を付けているのは、神社の外にいる誰かです。

繭気属性とも呼ばれる

神社属性は繭気属性(けんきぞくせい)とも呼ばれ、どちらも同じ生年月日と血液型の考え方を指します。

呼び分けに決まりはありません。当サイトは検索の多い「神社属性」(月間49,500回。「繭気属性」は4,400回。2026年10月のGoogle広告の実測)を見出しに使い、由来を説明するときだけ「繭気属性」と書きます。「繭気」は辞書にある語ではなく、最古の記事の書き手が付けた名前です。

繭気属性はいつからある考え方なのか

現在たどれるいちばん古い資料は、占い師のブログに載った2008年8月25日付の記事「オフの日・5」です。

記事が載っていたのは、占い師「透明先生」のブログ「占い師の日記」(gooブログ)です。gooブログは2025年11月18日にサービスを終了し、元の記事は今は開けません。当サイトは、Internet Archiveに2021年3月2日に保存された「オフの日・5」の保存版で中身を確かめました(gooブログのサービス終了の報道)。

この1本の記事に、繭気属性という名前、地・水・火・風・空の五分類、生年月日と血液型による計算、数字と属性の対応表、属性別の場所の一覧、相性の図が、すでに一式そろっています。書き手は記事の中で、繭気属性を「土地から運気をもらう際に知っておいて欲しい物」と紹介しています。

由来について、書き手は2017年12月30日のコメントで、繭気属性という名前は自分が付けた総称で、もとの情報はお寺の総本山の資料庫で見つけたものだと答えています。ただし資料の名前は書かれていません。国立国会図書館の検索でも「繭気属性」を扱う本は0件でした。お寺の資料が元になっているという話は、今のところ誰も確かめられない、というのが当サイトの結論です。

起源を調べた記事には、ライターの雨宮純氏による「繭気属性はどこから来たか」(note、2022年11月4日)があり、「繭気」は書き手の造語で、2008年8月25日の記事が初出だとまとめています。当サイトが確認した範囲でも、これより古く同じ体系を載せた資料は見つかりませんでした。ただし「2008年に発明された」とまでは書けません。最古の確認資料と、歴史上の考案者は別の問題だからです。

もとは神社に限らない土地の分類だった

最古の記事の場所の一覧には、神社のほかに寺・皇居・東京タワー・鳥取砂丘まで入っていました。

保存版の「属性別パワースポット」を見ると、地属性に皇居・出雲大社・大神神社・浅草寺・尾瀬、風属性に比叡山延暦寺・三峯神社・鳥取砂丘、空属性に東京タワー・日光東照宮・熱田神宮・善光寺・霧ヶ峰が並んでいます。神社だけを分ける話ではなく、出かける土地全般との相性を見る話として始まっていたことが分かります。

地・水・火・風・空は仏教の「五大」と同じ五つ

地・水・火・風・空という五つの名前は、仏教で万物をつくる要素とされる五大(ごだい)と一致します。

コトバンク(デジタル大辞泉)の「五大」は、万物をつくる五つの要素として地・水・火・風・空を挙げています。墓地で見かける五輪塔は、この五つを下から方形・円形・三角形・半月形・宝珠形の石で表したもので、飯田市の文化財の解説や高野山の案内(高野町観光協会)にも同じ説明があります。

気をつけたいのは、中国由来の五行(ごぎょう)との違いです。五行は木・火・土・金・水の五つで、地水火風空とは別の体系です。「陰陽五行に基づく地・水・火・風・空」という説明を見かけますが、要素の並びとしては正確ではありません。

また、名前が五大と同じことと、繭気属性が五大から生まれたことは別です。前述の雨宮氏の記事は、相性の図の形が五行で使われるものに近いと指摘しています。当サイトは「名前は五大と同じ」までを事実として書き、そこから先の系譜は断定しません。

神社本庁が定める公式の分類ではない

神社を地・水・火・風・空に分ける公式の制度は、当サイトが調べた範囲では確認できませんでした。

神社本庁のサイトを「繭気」「属性」「相性」で調べても、該当する説明は0件でした。神社とのつながりについて同庁が説明しているのは、住んでいる土地の氏神さまと、個人的に信仰する崇敬神社の違いで、属性による分類は出てきません。

つまり属性は、神社の格や由緒とは別の、外から付けられた見方です。この前提を外すと、相性の話がすぐに「行ってよい神社・悪い神社」の話にすり替わってしまいます。

5属性の意味と一覧

流通している解説では、地は積み上げる質、水は合わせる質、火は動かす質、風は運ぶ質、空は見渡す質とされます。

各属性の持ち味や合う参拝の仕方は、繭気属性として流通している解説での説明で、当サイトが確かめたものではありません。「当サイトの判定では」と書いた部分だけが当サイトの基準です。右端の数字は、次の章の計算で最後に残る数字です。

属性読み象徴持ち味とされるもの最後の数字
地ち山・岩・大地足元を固めて積み上げる1・6
水すい川・湖・雨形を変えて周りに合わせる2・8
火か炎・朝日一気に温度を上げて動かす3・7
風ふう風・草・雲軽やかに動いて縁を運ぶ4・9
空くう空・光・余白全体を引いて眺める5

地属性

地属性は、足元を固めて積み上げていく質です。山や岩、大地を象徴とし、続ける力が持ち味とされます。

同じ社に何度も通うほうが合うタイプとされます。当サイトの判定では、山・土・国土の神や稲の神を祀る社、山を御神体とする社が地に寄ります。収録122社では、伏見稲荷大社や神田明神が地です。

水属性

水属性は、形を変えながら周りに合わせて進む質です。川や湖、雨を象徴とし、感じ取る力が持ち味とされます。

水辺や湧水のある静かな社で落ち着くタイプとされます。当サイトの判定では、水・川・雨・龍の神や海・航海の神を祀る社、境内に川や湧水がある社が水に寄ります。貴船神社や住吉大社が水です。

火属性

火属性は、一気に温度を上げて場を動かす質です。炎や朝日を象徴とし、決める速さが持ち味とされます。

朝いちばんの参拝が合うタイプとされます。当サイトの判定では、日・太陽の神、火の神、武で名を成した人を祀る社が火に入ります。八幡神を祀る石清水八幡宮や、豊臣秀吉を祀る豊國神社が火です。

風属性

風属性は、軽やかに動いて縁を運ぶ質です。風や雲を象徴とし、人と人をつなぐ動きが持ち味とされます。

何社かを続けて巡るほうが合うタイプとされます。当サイトの判定では、雷・嵐の神、風の神、道と導きの神を祀る社が風に入ります。菅原道真は雷の神として祀られてきたため、北野天満宮や太宰府天満宮などの天満宮は風です。

空属性

空属性は、全体を引いて眺め、余白を残す質です。空や光を象徴とし、俯瞰して整理する力が持ち味とされます。

境内が広く空が抜けている社で落ち着くタイプとされます。当サイトの判定では、天地の始まりに関わる神や、天孫・皇祖、国のかたちを作った人を祀る社が空に入ります。明治神宮や平安神宮が空です。

自分の神社属性を調べる方法

生年月日の数字をすべて足して一桁にし、血液型の数字を足して、もう一度一桁にすると属性が決まります。

手計算でも二分ほどで出せます。生年月日と血液型の36通りの早見表は、神社属性の調べ方(早見表と、サイトで結果が違う理由)にまとめています。

生年月日と血液型から出す手順

手順は三段です。生年月日を一桁にし、血液型の数字を足し、2桁ならもう一度一桁にまとめます。

「一桁にする」とは、2桁になったら各桁を足し、1桁になるまで繰り返すことです。最古の記事も、2008年8月26日生まれ・B型の例で「2+6=8」「8+2=10」「1+0=1」と、2桁になった10をもう一度足しています。

段やること例:2008年8月26日・B型(最古の記事の例)
1生年月日の数字をすべて足す。2桁なら各桁を足して1桁にする2+0+0+8+8+2+6=26 → 2+6=8
2血液型の数字を足す(A=1/B=2/AB=3/O=4)8+2=10
32桁なら、各桁を足して1桁になるまで繰り返す1+0=1

この例の最後の数字は1なので、属性は地です。月日を08のようにゼロ付きで書いても、書かなくても結果は変わりません。足される0は和を動かさないためです。

最終数字と属性の対応

最後に残った数字が1と6なら地、2と8なら水、3と7なら火、4と9なら風、5なら空になります。

この対応は、最古の記事に載っている表と同じです。最古の記事は空について「少し特殊なので5の人のみ」と書き添えています。上の5属性の一覧の右端の列が、この対応表です。

サイトによって計算表が違う

当サイトが調べた範囲では、計算表は4通りあり、同じ人でもサイトによって違う属性が出ることがあります。

2026年10月3日に「神社 属性」の検索上位から開いたサイトのうち、計算式を書き写せた9サイトでは、7サイトが最古の記事と同じ表を使っていました。残りは、血液型の数字や、数字と属性の組み合わせが違います。

計算表血液型の数字数字と属性の組み合わせ最古の記事との違い
多数派の表(当サイトもこれ)A1・B2・AB3・O41・6地/2・8水/3・7火/4・9風/5空同じ
7と8を入れ替えた表A1・B2・AB3・O42・7水/3・8火(ほかは同じ)7と8の行き先が逆
O型とAB型の数字が違う表O3・AB4多数派と同じO型とAB型の人の結果が変わる
血液型を使わない表使わない生年月日だけで出す血液型を足す段がない

7と8を入れ替えた表には理由があると考えられます。最古の記事のコメント欄では、2016年1月14日に読者が「普通なら7が水で8が火にならないと変だと思うのですが」と質問していました。書き手がこれにどう答えたかは保存版からは読み取れません。当サイトは、最古の記事と同じ多数派の表を使っています。4通りの表で結果がどう変わるかは、神社属性の調べ方で36通りの早見表と並べています。

血液型が分からない場合

この計算方法は血液型を必ず使うため、血液型が分からないと属性は確定できません。

当サイトは代わりの数字を勝手に決めることはしません。血液型が分かってから出すか、属性以外の入口で神社を選ぶことをすすめます。御祭神やご利益から選ぶ方法や、住んでいる土地の氏神さまから選ぶ方法があり、どちらも属性より確かな根拠を持っています。

空属性が出にくい理由

空に割り当てられた数字が5の一つだけだからです。当サイトの計算では、空の出方は約11.1%でした。

当サイトの実測です。1950年1月1日から2010年12月31日までの全日付22,280日(うるう日を含む)と、血液型4種を組み合わせた89,120通りをすべて計算しました。最後の数字1〜9の出方はほぼ均等で、差は0.15%以内でした。地・水・火・風は数字を二つずつ持つので約22.2%ずつ、空だけが約11.1%になります。

この11.1%は、生年月日と血液型の組み合わせのうち何通りが空になるかという計算上の比率です。日本人の11.1%が空属性だという意味ではありません。実際の人口は生年月日にも血液型にも偏りがあるため、実在の人で数えれば別の値になります。

人の属性と神社の属性は決め方が違う

人の属性は生年月日と血液型から出しますが、神社の属性はまったく別の方法で決められています。

神社の属性は、祀られている神様、鎮座している土地、社名の系統といった社そのものの性質から、掲載するサイトが判定しています。

何から決めるか誰が決めているか
人の属性生年月日と血液型流通している計算方法(2008年の記事に由来)
神社の属性御祭神・鎮座地・社名の系統など掲載しているサイトごとの基準(統一基準はない)

最古の記事でも、場所の属性は一覧として示されているだけで、どうやって決めたかは書かれていません。この違いを押さえたうえで、相性の話に進みます。

神社属性の相性はどう見るか

同じ属性と、地水火風空を円に並べたとき一つ飛ばしで星形につながる二つの属性が、相性がよいとされます。

25通りの組み合わせを1マスずつ見るなら、神社属性の相性一覧(5属性25通りの早見表)にまとめています。

一般に使われている属性の相性一覧

地は地・火・風、水は水・空・風、火は火・地・空、風は風・水・地、空は空・火・水と合うとされます。

この表は、2026年10月3日に「神社 属性」の検索上位から開いた7本のうち4本が載せていた組み合わせです。

あなたの属性相性がよいとされる神社の属性残りの二つ
地地・火・風水・空
水水・空・風地・火
火火・地・空水・風
風風・水・地火・空
空空・火・水地・風

これは繭気属性として流通しているルールで、自然の法則として確かめられた表ではありません。右端の二つを「相性が悪い」と書く記事もありますが、当サイトはそう書きません。理由は二つ下の見出しで説明します。

最古の記事は「星でつながる属性」と書いていた

最古の記事は、円の隣どうしは相性が悪く、中の星でつながる属性は相性がよいと書いていました。

保存版の図では、円の上に地、そこから右回りに水・火・風・空が並び、円の内側に五芒星が描かれています。隣どうしの間には×の印があります。書き手の説明は「隣どうしは相性が悪く 中の星の部分でつながっている属性は相性が良い」です。

この図の組み合わせを書き出すと、上の一般の相性表と一つも違いません。星でつながる組(一つ飛ばし)が表の「相性がよい二つ」に、円の隣が表の「残りの二つ」に当たります。表と図は、同じ組み合わせを並べ方を変えて見せているだけです。

属性最古の図で星でつながる(よい)最古の図で円の隣(悪い)一般の表の「よい二つ」
地火・風水・空火・風
水風・空地・火空・風
火空・地水・風地・空
風地・水火・空水・地
空水・火風・地火・水

円の並びが地・水・火・風・空の順なのは、最後の数字1〜5の順と同じです。

当サイトは「五巡の環」で説明する

地が火を生み、火が空へ昇り、空が水を降らせ、水が風を起こし、風が土を積む循環として説明します。

最古の図も一般の表も、なぜその二つが合うのかは書いていません。当サイトは、星の線をたどる順に五つを一本の自然の循環として並べ直し、これを五巡(ごじゅん)の環と呼んでいます。カンナビが説明のために作った言い方で、古くからそう呼ばれてきたものではありません。

地 火 空 水 風 五巡の環 地→火→空→水→風→地 カンナビの説明用の図。神社本庁などの公式な分類ではありません

環の各段には、目に見える自然の動きを当てています。大地が火を噴き、火は煙となって空へ昇り、空から雨が降り、海と陸の温度差が風を起こし、風が運んだ塵が積もって土になる、という順です。この環で見ると、三つの関係が出てきます。

関係環での位置意味神社選びでの言い方
響(きょう)同じ属性同じ質。いちばん落ち着くあなたと同じ属性の社
巡(じゅん)隣り合う生む・生まれる関係あなたを支える属性の社
転(てん)一つ飛ばし流れが変わる関係流れを変えたいときの社

響と巡を足すと、一般の相性表とも最古の図とも一致します。違うのは残りの二つの扱いで、当サイトはそこを「相性が悪い」ではなく「流れを変える」と読みます。山が空を遮り、空に出た風は行き場を失い、強い風は火を消し、火は水を涸らし、水は土を削って流す。どれも打ち消すというより、向きを変える動きだからです。

有名な神社の属性一覧(当サイトの判定)

当サイトの判定で、明治神宮は空、伏見稲荷大社は地、八坂神社は風、貴船神社は水、豊國神社は火です。

下の表は、当サイトが判定を終えている122社のうち、当サイトの検索データで「〇〇神社 属性」と調べられている社を中心に選んだ20社です。同じ神社でも、他のサイトとは属性が違うことがあります。統一された基準はなく、ここにあるのは当サイトの基準による判定で、2026年10月15日時点の各社のページの表示に合わせています。

社名地域主祭神当サイトの判定判定の主な理由
明治神宮東京・渋谷区明治天皇・昭憲皇太后空国のかたちを作った人を祀る社・境内が広く空が抜ける
神田明神東京・千代田区大己貴命ほか地国土の神・台地の上に鎮座
根津神社東京・文京区須佐之男命ほか風嵐の神(須佐之男命)
花園神社東京・新宿区倉稲魂命ほか地稲の神・市街地の鎮守
伏見稲荷大社京都・伏見区宇迦之御魂大神ほか地稲の神・稲荷山を御神体とする・稲荷社
八坂神社京都・東山区素戔嗚尊ほか風嵐の神・祇園社の系統
北野天満宮京都・上京区菅原道真風雷の神として祀られる菅原道真・天満宮
平安神宮京都・左京区桓武天皇・孝明天皇空国のかたちを作った人を祀る社・境内が広い
賀茂御祖神社(下鴨神社)京都・左京区玉依姫命ほか水海の神格(玉依姫命)・境内に川と湧水
貴船神社京都・左京区高龗神水水と龍の神・川沿い・水神社の系統
石清水八幡宮京都・八幡市八幡大神火八幡神(武の神)・八幡宮
豊国神社京都・東山区豊臣秀吉火武で名を成した人を祀る社
住吉大社大阪・住吉区住吉三神・神功皇后水海・航海の神・海沿い・住吉社
露天神社(お初天神)大阪・北区大己貴大神ほか地国土の神・市街地の鎮守
石切剣箭神社大阪・東大阪市饒速日尊ほか空天孫の神を祀る社
豊國神社大阪・中央区豊臣秀吉ほか火武で名を成した人を祀る社
太宰府天満宮福岡・太宰府市菅原道真風雷の神として祀られる菅原道真・天満宮
櫛田神社福岡・博多区大幡主大神・天照皇大神ほか火太陽の神(天照皇大神)
宮地嶽神社福岡・福津市神功皇后火武で名を成した人を祀る社
住吉神社福岡・博多区住吉三神水海・航海の神・海沿い・住吉社

菅原道真を祀る天満宮が風、八幡神や武将を祀る社が火、天皇を祀る社が空になるのは、当サイトの基準が御祭神の神格に最も大きな点を配っているためです。ここにない社は、神社一覧かパワースポットの神社一覧から探せます。

収録122社の属性の割合

当サイトが判定した122社では、火が41社で最も多く、水が8社で最も少ない結果でした。

これは当サイトが収録している東京・京都・大阪・福岡の4都市122社に限った数字で、日本の神社全体の割合ではありません。

収録122社の属性(2026年10月・当サイトの判定) 火41社 33.6% 風28社 23.0% 空22社 18.0% 地20社 16.4% 水8社 6.6% 未確定3社 2.5% 東京・京都・大阪・福岡の4都市に限った数字。日本の神社全体の割合ではありません
属性122社のうち割合東京(32社)京都(30社)大阪(30社)福岡(30社)
火41社33.6%13社9社7社12社
風28社23.0%5社9社8社6社
空22社18.0%4社6社6社6社
地20社16.4%9社4社6社1社
水8社6.6%1社2社3社2社
未確定3社2.5%0社0社0社3社

割合は小数第2位を四捨五入したため、足すと100.1%になり、100%になりません。都市ごとに見ると、東京は水が1社、福岡は地が1社しかありません。

火が多く水が少ない理由

火が多いのは八幡神を祀る社が多いため、水が少ないのは水と海の神を祀る社が限られるためです。

当サイトの基準では、八幡神(応神天皇・神功皇后)を武の神として火に入れます。火の41社のうち21社が、応神天皇か神功皇后を祀る社でした。残りも、天照大御神を祀る社や、豊臣秀吉・織田信長・乃木希典のような武で名を成した人を祀る社です。

水は、水・川・龍の神や、住吉三神のような海の神を祀る社に限られます。122社の中では、住吉大社・住吉神社(福岡)・貴船神社・賀茂御祖神社・坐摩神社などの8社だけでした。水の神を祀る大きな社には宗像・厳島のように4都市の外にあるものもあり、掲載範囲を広げるとこの割合は動きます。

相性で絞ると何社残るか

相性がよいとされる三つの属性で絞ると、122社のうち地の人は89社、風の人は56社が残ります。

同じ属性と、相性がよいとされる二つの属性の社数を足したものです。

あなたの属性相性がよいとされる神社の属性残る社数(122社のうち)割合
地地20・火41・風2889社73.0%
火火41・地20・空2283社68.0%
空空22・火41・水871社58.2%
水水8・空22・風2858社47.5%
風風28・水8・地2056社45.9%

いちばん少ない風の人でも56社が残ります。

自分の属性に合う神社の探し方

自分の属性と同じ社、相性がよいとされる二つの属性の社を候補にすると、行き先が絞れます。

当サイトは神社一覧の各ページに、判定した属性と、その判定内訳を載せています。神社属性診断で自分の属性を出すと、相性の合う社が先に並びます。住んでいる場所から探すなら地域から神社を探すが使えます。

属性が分かったあと、実際に1社に決めるまでの手順は自分に合う神社の見つけ方|4つの条件を重ねて1社に決める手順にまとめています。属性以外の「神社との相性」の調べ方は神社との相性の調べ方で比べています。

ネット上の神社属性は誰が決めているのか

属性を付けているのは神社ではなく、その情報を載せているサイトの運営者です。

統一された公式基準はない

神社に属性の証明書のようなものはなく、どの機関も公式の判定基準を示していません。

前述のとおり、神社本庁の公開情報に属性の分類は見当たりません。ネット上に並んでいる神社の属性一覧は、どれも掲載者による分類です。2026年10月3日に「神社 属性」の検索上位から開いた7本のうち、神社の属性の決め方を書いていたのは1本でした。

サイトによって同じ神社の属性が違う理由

掲載者ごとに、御祭神で分けるか土地で分けるか、何を優先するかが違うからです。

主祭神で分類していると書いているサイトもあれば、土地の雰囲気や立地から判断しているサイトもあります。何も書かずに属性だけを並べているページもあります。基準が違えば結果が違うのは当然で、どちらかが間違っているという話ではありません。

困るのは、基準が書かれていないと読者が確かめようがないことです。だから当サイトは、判定基準と配点を先に公開し、社ごとの内訳も全部出す方針にしています。

神社の側で属性を扱う例

自社の属性を掲げる神社は確認できませんでしたが、属性診断を紹介している神社はあります。

小田原の大稲荷神社は、2026年3月12日のお知らせで神社属性の診断を紹介し、生年月日の数字を足していく計算の手順を載せています。ただし、大稲荷神社が自社を何属性と名乗っている記載は、このお知らせにもサイトにも見当たりませんでした。

神社が属性を話題として取り上げることはあっても、自社の属性を決めて掲げている例は確認できない、という前提はこの例でも変わりません。

カンナビでは神社の属性をどう判定するか

御祭神・鎮座地の地勢・社名の系統の三つに点を配り、最も高い属性をその社の属性としています。

当サイトはこれを三層加点法と呼び、誰でも確認しに行ける情報だけを使います。

三層加点法(御祭神・地勢・社名の系統)

御祭神に最大90点、鎮座地の地勢に最大25点、社名の系統と祭事に最大15点を配って組み立てています。

層配点何を見るか確認できる場所
第1層主祭神60点・配祀神は1柱15点で30点まで御祭神の神格(山・土・国土の神なら地、水・川・雨・龍の神なら水など)各社の公式サイト・由緒書・境内の掲示
第2層最大25点鎮座地の地勢(山中・海沿い・川沿い・台地の上・境内の広さ)地図・標高・現地
第3層最大15点社名の系統(稲荷・八幡・天満宮・住吉など18系統)と祭事社名そのもの・年中行事

五つの属性それぞれに点を積み、最高点をその社の属性とします。1位が75点以上なら判定の確度を「高」、60〜74点なら「中」と表示し、2位が1位の80%以上なら副属性として併記します。人を神として祀る社は、その人物が何をした人かで分けています。武で名を成した人なら火、国のかたちを作った人なら空、といった分け方です。

御祭神に最も大きな点を配っているので、地勢や社名だけで属性がひっくり返ることはありません。122社のうち確度「高」は72社、「中」は47社で、副属性が付いた社は0社でした。

御祭神から神格を引けない社には属性を付けない

御祭神の神格を判定できない社は、属性を空けたままにします。地勢と社名だけでは決めません。

属性の根拠を御祭神に置いている以上、そこが埋まらない社に属性を付ければ、根拠のない情報を一つ増やすことになります。判定できない社は未確定と表示し、122社では3社がこれに当たります。未確定であることを理由に、その社を候補から落とすこともしません。

各社のページには、判定に使った御祭神と地勢、積み上げた点数の内訳をそのまま載せています。当サイトの属性に納得できないときは、その内訳を見て判断してください。

相性が悪いとされる神社に行ってはいけないのか

行ってかまいません。属性は神社が定めたものではなく、参拝してよいかどうかとは関係がないからです。

理由は二つあります。一つめは、ここまで見てきたとおり、属性は神社の外で付けられた分類で、神社本庁にも神社の側にも根拠がないことです。二つめは、神社本庁が氏神さまと崇敬神社について「1人の方が両方を共に信仰(崇敬)しても差し支えありません」と書いているとおり、神社とのつながりは一つに限られるものではないことです。相性が悪いとされる属性の社に参拝したことを理由に、何かを心配する必要はありません。

迷ったときの基準になるのは、住んでいる土地の氏神さまです。氏神さまは属性より確かな根拠で決まる、その土地の人の神社です。調べ方は氏神さまの調べ方にまとめています。行き先を1社に決める手順は自分に合う神社の見つけ方、参拝を控えたほうがよい時期について神社が何と書いているかは初詣に行ってはいけない日で確かめられます。

神社以外のパワースポットにも属性はあるのか

あります。最古の記事は、寺・皇居・東京タワー・鳥取砂丘まで同じ五つの属性で分けていました。

繭気属性はもともと土地全般との相性を見るものとして紹介されたため、「パワースポット 属性」とも調べられます。計算方法も相性の見方も神社と同じです。

ただし当サイトは神社だけを扱います。判定の根拠を御祭神に置いているため、御祭神のない山や滝、建物には同じ基準を当てられないからです。寺院や自然のスポットの属性は、最古の記事の一覧を含め、どれも掲載者がそう分けたものとして読んでください。神社のパワースポットを属性ごとに探すなら、パワースポットの神社一覧で122社をご利益と属性で分けています。

「無属性」と言われる神社について

どの属性の人にも合うとされる社を無属性と呼ぶ流儀があります。当サイトは判定と並べて出します。

伊勢神宮や明治神宮などを無属性として、誰が参拝しても差し支えないと説明する記事があります。当サイトはこれを六つ目の判定結果としては置いていません。理由は二つあります。

一つめは、無属性と判定するための根拠を当サイトが示せないことです。二つめは、当サイトの基準で計算すると無属性が出てこないことです。三層加点法では御祭神に最も大きな点が集まるため、五つの属性が並ぶ社が生まれにくくなっています。収録122社で確かめたところ、2位の点が1位の半分を超えた社は福岡の水天宮(空75点・水40点)の1社だけで、副属性が付く80%に届いた社はありませんでした。

そこで当サイトは、無属性と紹介されている社について、当サイトの判定と一般の紹介を両方並べ、どちらが誰の分類なのかを示す形にしています。

例:明治神宮分類根拠
当サイトの判定空属性三層加点法で空100点。判定内訳は明治神宮のページに掲載
他サイトでの紹介無属性とされることがある掲載しているサイトの分類。統一された基準はない

御祭神から神格を引けない社は、五つのどれにも寄せず未確定と表示します。未確定は「どの属性にも合う」という意味ではなく、「当サイトがまだ判定できていない」という意味です。ここを無属性と書くと、確かめていないことを確かめたように見せることになるため、言葉を分けています。

神社属性のよくある質問

Q. 神社属性は当たるのですか。

A. 的中を確かめた研究や資料は見当たりません。当サイトは属性を占いの的中としてではなく、候補が多すぎて決められないときに順番を付ける道具として扱っています。

Q. 自分の属性は一生変わらないのですか。

A. 生年月日と血液型は変わらないので、同じ計算表を使う限り属性は変わりません。ただし計算表が4通りあるため、サイトを変えると違う属性が出ることがあります。当サイトの診断は最古の記事と同じ表を使っています。

Q. 空属性の人は珍しいのですか。

A. 計算上は出にくく、89,120通りのうち約11.1%でした。最後の数字のうち空に当たるのが5だけだからです。出にくいことと、運がよい・特別だということは関係ありません。

Q. 家族で属性が違うときは、どの神社を選べばいいですか。

A. 全員にとって同じか相性がよいとされる属性の社を探すと候補が絞れます。見つからないときは、住んでいる土地の氏神さまを優先してください。家族全員に共通する神社です。

Q. 他のサイトと当サイトで神社の属性が違うのですが、どちらが正しいのですか。

A. 統一された公式基準がないため、どちらが正しいとは決められません。当サイトは配点と内訳を各社のページに出しているので、根拠を読み比べてください。

Q. 神社の属性はどこで調べられますか。

A. 神社の公式な属性表はありません。当サイトの判定は神社一覧の各社のページで、点数の内訳と一緒に見られます。他のサイトの一覧を使うときは、何を基準に決めているかが書かれているかを確かめてください。

まとめと参考にした資料

神社属性は2008年の記事にさかのぼる民間の考え方で、神社の属性は掲載するサイトが決めています。

  • 神社属性は繭気属性とも呼ばれ、最古の資料は2008年8月25日付のブログ記事です。もとは寺や東京タワーも含む土地の分類でした。
  • 地・水・火・風・空という名前は仏教の五大と同じですが、五行(木火土金水)とは別の五つです。神社本庁の分類ではありません。
  • 自分の属性は、生年月日を一桁にし、血液型の数字(A1・B2・AB3・O4)を足して、2桁ならもう一度一桁にすると出ます。計算表は4通りあります。
  • 相性がよいとされるのは、同じ属性と、円に並べて星でつながる二つです。当サイトは残りの二つを「流れを変える」と読み、参拝を避ける理由にはしません。
  • 神社の属性に公式の基準はありません。当サイトは御祭神・地勢・社名で判定し、収録122社では火41社・水8社でした。

自分の属性がまだ分からない場合は神社属性診断から計算できます。属性が出たら、神社一覧で判定内訳と一緒に候補を見てください。

参考にした資料(取得日はいずれも2026年10月3日。gooブログの終了の報道のみ10月15日)