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自分に合う神社の見つけ方|相性診断より先に決める4つの条件と、1社に絞る手順

自分に合う神社の見つけ方|相性診断より先に決める4つの条件と、1社に絞る手順

自分に合う神社は、通える範囲・願いごと・すでにある縁・属性の相性の4つを、この順番で重ねて候補を削り、やめる条件を決めると1社に決まります。

相性診断の結果から入ると、遠くて通えない社ばかりが残ることがあります。この記事では、診断より先に決めておく条件と、そこでやめてよいラインを、当サイト(カンナビ)が収録している122社の集計と、神社本庁・神社の公式サイトの説明を分けて示します。4つの条件と順番は当サイトの整理で、神社本庁が定めた手順ではありません。

この記事でわかること

  • 「自分に合う神社」に公式の決まりはあるか: 神社本庁が説明しているのは氏神神社と崇敬神社という枠で、選び方の決まりは見当たりません。属性や相性は民間の考え方で、神社の公式サイトにもそう書く例があります。
  • 4つの条件を重ねる順番: 通える範囲 → 願いごと → すでにある縁 → 属性の相性。相性は候補を消すためではなく、残った候補に行く順番を付けるために使います。
  • 相性で絞ると候補はどれだけ残るのか: 収録122社を当サイトの基準で判定すると、相性の3属性で残るのは45.9%〜73.0%でした。サイトによって相性の組み合わせが逆に書かれている例もあります。
  • 1社に決めるやめどき: 5つのやめる条件のうち4つが埋まったら、そこに決めて構いません。
目次

自分に合う神社とは|「どこの神社が合うか」に公式の決まりは無い

「どこの神社が合うか」を決める公式の基準は見当たらず、神社本庁が説明しているのは氏神と崇敬神社という枠です。

「自分に合う神社」「自分と合う神社」「神社の適性」といった言い方は、参拝する側が使っている言葉です。当サイトは2026年9月5日に神社本庁の公式サイトから300ページ・約96万字を取得して全文検索しましたが、「相性」「属性」という語は一度も出てきませんでした。

そこでこの記事では、「自分に合う神社」を無理なく通い続けられて、また行きたいと思える神社という意味で使います。属性の相性はそれを決める材料の1つで、決め手のすべてではありません。

神社本庁が説明しているのは、氏神神社と崇敬神社という枠

住んでいる土地で決まる氏神神社と、自分で選ぶ崇敬神社があり、神社本庁は両方を持ってよいとしています。

神社本庁は「氏神さまと崇敬神社」のページで、崇敬神社を「こうした地縁や血縁的な関係以外で、個人の特別な信仰等により崇敬される神社をいい」と説明し、続けて「1人の方が両方を共に信仰(崇敬)しても差し支えありません」としています。同庁の「よくあるご質問」は「いま暮らしている土地の神さまが氏神さまといえます」と書いています。

「自分に合う神社を探す」というのは、神社本庁の言葉でいえば崇敬神社を自分で選ぶことにあたります。どう選ぶかまでは示されていないので、ここから先は参拝する側が決めることになります。神社本庁の公式サイトは2026年11月3日・4日にメンテナンス中で開けなかったため、引用は同年9月15日に取得した原文によります。

属性や相性は、神社の側も「定説ではない」と書いている

地・水・火・風・空の属性による相性は民間の考え方で、神社の公式サイトにもそう明記する例があります。

神奈川県小田原市の大稲荷神社は、2026年9月12日の公式サイトの記事で、生年月日から属性を出す相性診断について「公式な教義や学術的な定説があるわけではありません」と書き、「属性は参拝先を選ぶヒントであり絶対条件ではない」としています。同じ記事は目安の1つに「無理なく通える距離と時間」を挙げ、「最終判断は現地体験」を優先するよう勧めています。

属性の解説を載せているバスツアー会社のブログ(四季の旅)も、属性を陰陽五行思想から派生した考え方と説明したうえで、「いつ頃から言われたのかよくわかりませんが、神社にも属性があります」と書いています。誰がいつ作った物差しなのかを示す一次資料は、当サイトが調べた範囲では見つかっていません。当サイトも属性を使っていますが、公式の分類ではなく、候補に順番を付けるための物差しとして置いています。

自分に合う神社の見つけ方|4つの条件を、この順番で重ねる

通える範囲・願いごと・すでにある縁・属性の相性の4つを、この順番で重ねると候補は数社まで絞れます。

4つの条件で残った候補は、相性のいい順に1回ずつ行ってみて、後で挙げる「やめる条件」が4つ埋まった社に決めます。4つの条件は候補を削るために、やめる条件は最後の1社を決めるために使います。

順番条件入力するもの絞れる幅根拠のたどりやすさ
1通える範囲自宅・職場からの距離と移動手段いちばん大きい自分で決められる
2願いごと(ご利益)いま叶えたいこと大きい神社が由緒で公表している
3すでにある縁住所・生まれた土地・通っている社中くらい神社本庁が氏神・崇敬神社として説明している
4属性の相性生年月日と血液型小さい(順番を付けるだけ)民間の考え方。公的な基準は無い

この順番には理由があります。上の条件ほど自分の生活で必ず効くもので、下へ行くほど根拠がたどりにくいものになります。たどりにくいものを先に使うと、たどりやすい条件を落としてしまいます。なお、1から3番目の条件は、お寺を探すときにもそのまま使えます。

神道系の単位宗教法人だけで84,014法人(文化庁・令和6年12月31日現在) 1 通える範囲で絞る = 月に1回でも行ける距離かどうか 2 願いごとで絞る = 御祭神とご利益から 3 すでにある縁で絞る = 氏神・産土神・通っている社 4 属性の相性で行く順番を付ける
4つの条件を重ねる順番。相性は候補を消すためではなく、残った候補に順番を付けるために使う

候補は数えきれないほどある。だから先に「捨てる条件」を決める

候補は数万社あって上から順には見られないので、行けない距離と願いに関係ない社を捨てる条件を先に決めます。

文化庁『宗教年鑑』令和7年版(令和6年12月31日現在)では、単位宗教法人のうち神道系は84,014法人とされています。前回調査の84,113法人から99法人減った数字です。一方、大分県宇佐市の観光案内は「全国約11万の神社のうち4万600社あまりが八幡社であり、その総本宮が宇佐神宮です」と説明しています。宗教年鑑の数字は宗教法人を数えたもので、宇佐市の案内とは数え方が違います。当サイトが収録しているのは、このうち東京・京都・大阪・福岡の122社です。

この母数を前に「いい神社を探す」と考えると止まりません。最初に捨てる条件を決めます。行けない距離を捨てる、願いに関係ない社を捨てる、という順で削ると、残った数十社の中から選ぶ話になります。

診断で出た属性は捨てなくていい。使う位置が最後というだけ

診断で出た属性は、そのまま持っていて構いません。使う場所が4番目というだけで、無駄にはなりません。

属性診断から入ると、相性のいい神社の一覧を先に持つことになります。その一覧から順に選ぶと、遠くて通えない社が残ることがあります。手順の1から3までを先に通してから、その一覧を突き合わせてください。すでに通っている社が一覧に入っていたなら、そこで決まりです。自分の属性をまだ出していない場合は神社属性診断で計算できますが、後回しでも手順は進みます。

いちばん先に決めるのは、相性ではなく「通える範囲」

最初に決めるのは、月に1回でも無理なく通える距離です。ここが決まらないと、あとの条件が意味を持ちません。

「合う神社」という言い方には、行って確かめるという含みがあります。ところが一度しか行かない社は、合っていたかどうかを確かめる機会がありません。合うかどうかを確かめられるのは、二度目に行ける社だけです。だから距離が最初に来ます。大稲荷神社の記事も、相性を見る目安の1つに「無理なく通える距離と時間」を挙げています。徒歩と自転車で行ける範囲、電車で片道1時間まで、車で日帰りできる範囲。この3つのどれで探すのかを先に決めてください。

年に1回行く神社と、月に1回通う神社は分けて考える

遠くの有名な社と、近くの通える社は、別の枠として両方持って構いません。どちらかを捨てる必要はありません。

神社本庁は、氏神神社と崇敬神社について「1人の方が両方を共に信仰(崇敬)しても差し支えありません」としています。遠くの社を年に1回の崇敬神社として持ちながら、近くの社へ月に1回通うのは、この説明の中に収まる持ち方です。1社に絞りきれないことを、失敗として扱わなくて構いません。

通える範囲が思いつかないときは、出発地から組む

距離の感覚がつかめないときは、社名から探すのをやめて、出発地と使える時間から候補を出します。

「どこがいいか」より「どこまで行けるか」のほうが先に答えが出ます。当サイトの神社巡りプランナーは、出発地・使える時間・移動手段・同行者から回れる社を組む道具で、距離の見当を付けるのにも使えます。地域から見たいときは地域から神社を探すから入ってください。

願いごと(ご利益)から絞る

願いごとが決まっているなら、御祭神とご利益から絞るのが、いちばん根拠をたどりやすい方法です。

当サイトの整理では、4つの条件のうち、候補の神社が自分で公表している情報で確かめられるのはこの条件です。どの神さまをお祀りしているか、どういうご利益で知られているかは、その社の境内の由緒書きと公式サイトに書かれています。誰かの分類を経由せずに確かめられます。

ご利益は神社が自分で公表している

候補を見つけたら、まとめ記事ではなくその社の公式サイトと境内の由緒書きを読んでください。

まとめ記事のご利益は、書き手が由緒を言い換えたものです。言い換える前の神社の文を読むほうが確かです。御祭神の名前が分かれば、その神さまがどういう働きで知られてきたかもたどれます。ご利益の側から候補を出したいときはご利益から神社を探すを使ってください。

願いが決まっていないときは、この条件を飛ばす

叶えたいことが特に無いなら、この条件は使わずに次へ進んでください。無理に作る必要はありません。

願いごとを無理に決めると、その願いに引きずられて候補がゆがみます。「特に無い」で構いません。その場合は、次のすでにある縁と、最後の相性の2つで絞ることになります。

すでにある縁から絞る|氏神・産土神・子どものころの社

もう通っている神社があるなら、それが第一候補です。新しく探す前に、手元にある縁を先に数えます。

ここは順番として3番目ですが、当サイトはすでにある縁を強い候補として扱っています。住んでいる土地の氏神様、生まれた土地の産土神、子どものころに初詣へ行っていた社。この3つを先に書き出してください。ゼロから探すより、すでにある縁を数え直すほうが早く決まります。

氏神は選ぶものではなく、住んでいる土地で決まる

氏神様は相性で選ぶ対象ではありません。いま住んでいる土地によって、すでに決まっています。

神社本庁は、いま暮らしている土地の神さまを氏神さまと説明しています。この説明に沿えば、引っ越せば氏神様も変わります。氏神様とは何かで言葉の整理を、住所から氏神様を調べる手順で実際の調べ方を確かめてください。

生まれた土地の神さまも、崇敬神社として持てる

生まれた土地の神さまは、いまの住まいから遠くても、崇敬神社として大切にするよう神社本庁が勧めています。

神社本庁の「よくあるご質問」は、出生地の神さまも「崇敬神社」として大切にお祀りしては如何でしょうか、と書いています。同庁の「氏神さまについて」のページは、氏神さまを「産土(うぶすな)さま、鎮守(ちんじゅ)さまと呼ぶこともあります」としています。生まれた土地の社が遠いなら、年に1回の枠に入れておけば、通う社の選び方とぶつかりません。言葉の違いは産土神とは何かに、自分の産土神社を確かめる手順は産土神社の調べ方にまとめています。

子どものころに初詣に行っていた社を候補に戻す

候補が出てこないときは、子どものころに家族と行っていた社を思い出して書き足してください。

「探す」から入ると、行ったことのない社ばかりが候補になります。一度以上行ったことのある社なら、ゼロから探す社より候補に戻しやすくなります。実家の近くの社、七五三で行った社、通学路にあった社。忘れていただけで、候補は最初から手元にあることがあります。

最後に、属性の相性で順番を付ける

相性のいい神社は、候補を消すための条件ではなく、残った候補に行く順番を付けるための条件です。

当サイトが使っている五巡の環(地→火→空→水→風→地)は、当サイトが置いた物差しであって、神道の公式分類ではありません。自分の属性と、環で前後に並ぶ2つの属性を「相性がいい」と見ます。それでも物差しを置いているのは、候補が数十社まで減ったあとに、どれから行くかを決める手がかりが要るからです。5つの属性と環の考え方は神社属性の意味と5属性の一覧に、組み合わせごとの見方は5属性25通りの相性早見表にまとめています。

相性の組み合わせは、サイトによって逆に書かれることがある

相性のいい組み合わせに決まった表はなく、サイトによって正反対に書かれていることもあります。

神社巡りのしおりの記事「自分に合う神社の見つけ方」は、「地と風」「地と火」「水と火」「水と風」「火と空」「空と地」を、相性があまり良くないとされる組み合わせに挙げています。このうち4つは、当サイトの環では相性がいい側に入ります。

組み合わせ神社巡りのしおり当サイト(五巡の環)
地と風相性があまり良くない相性がいい(環で隣り合う)
地と火相性があまり良くない相性がいい(環で隣り合う)
水と風相性があまり良くない相性がいい(環で隣り合う)
火と空相性があまり良くない相性がいい(環で隣り合う)
水と火相性があまり良くない相性に入れていない
空と地相性があまり良くない相性に入れていない

どちらが正しいかを決める一次資料はありません。物差しが違えば答えも違う、というだけです。相性のいい神社の一覧を正解として受け取らず、順番付けの材料にとどめておくと、見るサイトを変えるたびに候補がひっくり返ることがありません。測り方そのものの比較は神社との相性の調べ方にまとめました。

相性で「消す」のではなく「先に行く」を決める

相性が合わないとされた社を候補から消す使い方は、当サイトとしてはおすすめしません。

属性で消していくと、通える範囲にある社ほど先に減ります。地元の社が「合わない」側に出て、遠くの知らない社だけが残るのは、この使い方をしたときに起きます。残った候補の中で、相性のいい社から先に行ってみる。これなら候補は減りません。

属性が出せなくても、ここまでの3つで1社は決まる

属性を出していなくても、通える範囲・願いごと・すでにある縁の3つだけで1社は決まります。

血液型が分からない、診断結果を信じきれない、占いが苦手。どれも構いません。4番目の条件は順番を付けるためのもので、決めるために必須ではありません。1から3までで残った社が1社なら、そこで終わりです。

カンナビは「合う神社」をどう出しているか

当てるためではなく、候補が多すぎるときに順番を付ける物差しとして、判定の内訳ごと出しています。

「◯◯神社があなたに合う」と言い切る形にはしていません。属性を出すときは、御祭神で何点、鎮座地の地勢で何点、社名の系統で何点というところまで表示します。基準が気に入らなければ、内訳を見て自分で採否を決められます。御祭神から神格のカテゴリを特定できない社は、地勢や社名だけで埋めずに「未確定」のまま置いています。

相性で絞る前に知っておきたい、候補の偏り

収録122社を当サイトの基準で判定すると、相性の3属性で残るのは45.9%〜73.0%で、属性によって残り方が変わります。

これは神社の属性の実測ではなく、当サイトの基準で判定した結果の集計です

ここから出す数字は、神社に属性が備わっていることを測ったものではなく、当サイトの判定基準を通した結果です。

対象は、当サイトが収録している東京32社・京都30社・大阪30社・福岡30社の計122社です。2026年9月6日に集計し、11月4日に集計し直して同じ結果になりました。各社の御祭神・鎮座地の地勢・社名の系統から点を付ける当サイトの基準で判定しています。神社のデータは各社の公式サイトとの照合を進めている途中の仮登録です。

まず、属性は五等分に用意されていませんでした。

属性社数割合
火4133.6%
風2823.0%
空2218.0%
地2016.4%
水86.6%
未確定(属性を出していない)32.5%

次に、五巡の環で相性とされる3属性で122社を絞ったときに何社残るかを数えました。割合の分母は未確定の3社を含む122社で、未確定の3社はどの属性の人の分にも数えていません。

自分の属性相性とされる3属性残る社数割合
地地・火・風8973.0%
火火・地・空8368.0%
空空・火・水7158.2%
水水・風・空5847.5%
風風・地・水5645.9%

同じ「相性で絞る」という操作をしても、地属性の人は7割が残り、風属性の人は半分以下しか残りませんでした。都市を先に絞ると、偏りはもっと大きくなります。

都市地水火風空未確定計
東京911354032
京都42996030
大阪63786030
福岡121266330

東京の32社のうち、当サイトの基準で水属性と判定できたのは荏原神社の1社だけでした。福岡で地属性と判定できたのも十日恵比須神社の1社です。

属性を調べた人には水属性が多く、収録した神社では水が少ない

属性を調べた人へのネット調査では水属性が約34%で最多でしたが、収録122社のうち水の社は6.6%でした。

マッチングアプリのハッピーメールは、2025年9月26日に「自分の属性を調べたことがある成人男女200人」へインターネットで「あなたの属性はなんですか?」と聞き、水属性が67人(約34%)で最多だったと発表しています(PR TIMES、2025年12月2日)。同じ調査の続く発表(2025年12月3日〜9日)では、火が22%、地が18%、空が6%でした。どれも本人の答えで、属性の計算方法は発表に書かれていません。発表文の母数の欄は「合計250名」となっていますが、属性の割合は200人を分母にした数です。

属性属性を調べた人の答え(ハッピーメール調査・200人)収録122社の判定(当サイト)
水約34%(67人)6.6%(8社)
火22%33.6%(41社)
地18%16.4%(20社)
空6%18.0%(22社)
風発表なし23.0%(28社)

2つは対象も数え方も違うので、そのまま比べられる数字ではありません。それでも、水と答えた人が同じ属性の社だけで選ぼうとすると、収録している東京32社では1社しか残りません。相性を最後に置いているのは、こうした偏りで候補が0になっても、前の条件に戻れるようにするためです。

条件を2つ重ねると、0社になる組み合わせが出る

東京32社で相性とご利益を重ねると、残る社数は組み合わせによって0社から15社まで開きました。

次の表は、ご利益のタグが全社に付いている東京32社だけで、自分の属性ごとの相性とご利益を重ねたときに残る社数です。京都・大阪・福岡はご利益のタグがそろっていないため含めていません。東京32社をご利益だけで絞った段階では、ご利益によって1社(旅行安全)から15社(商売繁盛)でした。

ご利益地水火風空
商売繁盛1411596
金運91974
心願成就12412410
縁結び・恋愛54444
健康11202
交通安全30312

0社になった組み合わせから言えるのは、当サイトが収録している東京32社の中にその組み合わせの社が無かった、ということまでです。その願いと属性に合う社が東京に無い、という意味ではありません。

122社 収録している全社 32社 東京で絞る 1〜15社 願いごとで絞る 0〜15社 相性で絞る 当サイト収録122社での集計。属性とご利益の組み合わせによっては、最後の段階で候補が0になる
条件を重ねるほど候補は減る。相性を最後に置くのは、ここで0になっても前の段階へ戻れるようにするため

火が多いのは、八幡宮や東照宮を火に置く基準だから

火が多いのは、当サイトの基準が八幡宮や東照宮など、武で名を成した人を祀る社を火に置いているためです。

火と判定された41社の内訳は、御祭神が武で名を成した人に当たる社が30社、日・太陽の神が9社、火・鍛冶・火山の神が2社です。火の神をまつる社が多いからではありません。基準を変えれば分布も変わります。

この数字は収録122社の話で、全国の分布ではない

ここまでの数字は、全国の神社がどう分かれているかを示すものではありません。収録122社の話です。

122社は、文化庁が数えた神道系の単位宗教法人84,014法人に対して約0.15%にあたります。しかも4つの都市に限った集まりで、各社の公式サイトとの照合も途中です。属性を出していない3社は、福岡の筑紫神社・香春神社・榎社です。全国では火属性の神社が3割を占める、といった読み方はできません。収録数が増えれば、この表の数字は変わります。

「ここでいい」と決めていいのはいつか|やめる条件を先に決める

探し始める前に「この条件を満たしたらそこにする」というやめる条件を決めておくと、1社に決まります。

候補が絞れないときに足りないのは、情報より終わりの条件です。条件をいくら足しても、満たしたら終わりというラインが無ければ、次の候補を探し続けることになります。当サイトが目安にしている、先に書き出しておく5つを挙げます。

やめる条件確かめ方いつ分かるか
月に1回、無理なく行ける往復の時間と交通費を書き出す行く前
いまの願いごとに関係がある御祭神と由緒書きを読む行く前
社務所や授与所の時間が生活と合う公式サイトの案内を見る行く前
行って、気分が悪くならなかった実際に参拝する1回目
また行きたいと思った1週間後に自分に聞く1回目のあと

この5つのうち4つが埋まれば、そこに決めて構いません。全部そろうまで待つ必要はありません。条件を足すほど候補は精密になりますが、どれも完全には満たさない状態になって決められなくなります。満たしたら止まる形にしておくのが、決めきるこつです。

合うかどうかは、行ってからしか分からない部分がある

やめる条件の後半2つは、実際に行ってみないと埋まりません。ここは机の上では決着しません。

行く前に埋められるのは、距離・願いごと・時間の3つまでです。気分がどうだったか、また行きたいと思ったかは、参拝したあとにしか分かりません。大稲荷神社も「最終判断は現地体験」を優先するよう書いています。3つ埋まった時点で1回行ってみるのが、いちばん早い進め方です。

決めたら「探す」から「通う」に切り替える

決めたあとは、次の候補を探すのをやめて、同じ社へ二度目に行くほうへ時間を使ってください。

当サイトは、決めたあとは探すのをやめることを勧めています。決めた社があるのに新しい診断結果を見続けると、決めた判断がそのたびにゆらぐためです。決めた日を記録して、そこから半年は探さないと決めてしまうのが簡単です。住んでいる土地の氏神様への挨拶と両立させると、選び直さずに済みます。どちらを先にするかは神社本庁の説明には無く、氏神様から挨拶するという順番は当サイトの整理です。お参りの手順は神社のお参りの仕方に、複数の社を1日で回りたいときは神社巡りプランナーにまとめています。

よくある行き止まりと、その抜け方

行き止まりは5つに分かれ、どれも条件の順番を1つ前に戻すことで抜けられます。

候補が遠くて日常圏にない

相性で出た候補が全部遠いときは、相性より前の「通える範囲」に戻ってやり直してください。

相性から先に入ると、この行き止まりが起きることがあります。全国の社から相性で選ぶと、候補が近くにあるかどうかが住んでいる場所しだいになるためです。遠い候補は年に1回の崇敬神社として残し、通う社は距離から選び直してください。

近所の神社が「相性が悪い」側に出た

近所の社が相性の合わない側に出ても、候補から外す必要はありません。順番を後ろにするだけです。

相性を消す条件として使うと、この行き止まりに入ります。当サイトは相性を順番付けにしか使わないので、近所の社は候補に残ります。行ってはいけないかどうかについては、次の見出しで書いています。

診断サイトや方法によって答えが違う

方法ごとに違う神社が出るのは、入力するものも物差しも違うためで、どれかが間違っているからではありません。

繭気属性は生年月日と血液型、九星気学は生まれ年、氏神は住所で決まります。同じ繭気属性でも、上の表のようにサイトによって相性の組み合わせが違います。どれを採るかは、いま何を知りたいかで選ぶことになります。

有名な神社に行ったのに、何も変わらない

参拝したのに何も起きないことを、相性のせいだと考えなくて構いません。別の社を探す理由にはなりません。

効果が出ないことを場所が違うせいだと読むと、次の有名な社へ移り続けることになって終わりません。当サイトは、参拝の結果からさかのぼって相性を判定することはしません。結果を根拠にすると、うまくいかないことすべてが神社のせいになります。

行っても「合う」かどうか自分では分からない

境内で特別な感覚が無くても構いません。分からないときは、また行きたいかどうかだけで判断してください。

体感を条件に入れると、感じ取れる人しか決められなくなります。1週間後にもう一度行きたいと思ったかどうかは、誰でも答えられる質問です。感じるものが無かったことを、合わなかった証拠として扱わないでください。

相性が合わないとされる神社に、行ってはいけないのか

行って差し支えありません。属性で参拝を拒む決まりは、当サイトが確認した範囲の公式の説明にはありません。

当サイトが神社本庁の公式サイトを全文検索した範囲では「相性」「属性」の語は出てこず、神社とのかかわり方として説明されていたのは氏神神社と崇敬神社という枠でした。大稲荷神社も属性を「ヒントであり絶対条件ではない」としています。相性が合わないから行ってはいけない、という決まりは、当サイトが確認した範囲では見つかりませんでした。

当サイトが付けている属性も、神社が名乗っているものではなく、御祭神・地勢・社名の系統から当サイトが判定した分類です。外から付けた分類を根拠に、参拝を止めたり不安をあおったりすることは、当サイトはしません。

よくある質問

Q. 決めた神社が、引っ越しや転勤で通えなくなったらどうすればよいですか。

A. 通える範囲の条件から手順をやり直して、新しい土地で通う社を決め直してください。前の社を捨てる必要はありません。神社本庁は氏神神社と崇敬神社の両方を信仰して差し支えないとしているので、前の社は年に1回の参拝先として持ち続けられます。

Q. 引っ越したら「合う神社」は変わりますか。

A. 氏神様は変わります。神社本庁は、いま暮らしている土地の神さまを氏神さまと説明しているためです。一方、生年月日と血液型から出す属性は引っ越しでは動きません。変わるのは1番目の通える範囲と3番目のすでにある縁で、4番目の相性はそのままです。

Q. 「神社に適性がある」「神社に呼ばれる」というのは本当ですか。

A. 人と神社の適性を測る公式の基準は、当サイトが確認した神社本庁の説明には見当たりません。「呼ばれる」と感じたかどうかも確かめる方法が示されていないため、当サイトは判定の条件に入れていません。気になる社があるなら、まず通える範囲に入るかを確かめ、入っていれば候補の1つとして1回行ってみてください。

Q. 家族と合う神社が違うとき、一緒にお参りしてよいですか。

A. 差し支えありません。属性が違う人が同じ社に参ってはいけないという決まりは、当サイトが確認した神社本庁の説明には見あたりませんでした。家族全員の氏神様が同じなら、まずそこへ一緒に参るのがいちばん迷いません。

Q. 属性が「未確定」と表示されている神社は、候補から外したほうがよいですか。

A. 外す必要はありません。未確定は、当サイトが御祭神から神格のカテゴリを引けなかったという意味で、その社に問題があるという意味ではありません。1番目から3番目の条件で候補に残っているなら、そのまま候補として扱ってください。

Q. 神社ではなくお寺が候補に出てきたときはどうすればよいですか。

A. 1番目から3番目の条件はお寺にもそのまま使えます。通える距離か、いまの願いに関係があるか、すでに縁があるか、です。ただし4番目の属性は神社の御祭神から判定する仕組みなので、お寺には当てはめていません。当サイトが扱っているのは神社だけです。

まとめ

自分に合う神社は、探して見つかるものではなく、削る順番とやめる条件を決めたときに決まります。

  • 「どこの神社が合うか」を決める公式の基準は見当たらない。神社本庁が説明しているのは氏神神社と崇敬神社の枠で、両方を持ってよい
  • 順番は、通える範囲 → 願いごと → すでにある縁 → 属性の相性。これは当サイトの整理で、神社本庁が定めた手順ではない
  • 属性や相性は民間の考え方で、神社の公式サイトにも「公式な教義や学術的な定説」ではないと書く例がある。サイトによって相性の組み合わせが逆のこともある
  • 収録122社を当サイトの基準で判定すると、相性の3属性で残るのは45.9%〜73.0%。火41社に対して水8社と偏っている(全国の分布ではない)
  • 決まらないのは条件が足りないからではなく、やめる条件を決めていないから。5つのうち4つ埋まればそこでよい

自分の属性を出すところから始めたい場合は神社属性診断へ、住んでいる土地の氏神様から確かめたい場合は住所から氏神様を調べる手順へ進んでください。

参考情報

この記事は、神社本庁と神社・自治体の公式ページ、文化庁の統計、調査の発表、当サイトの集計をもとに書きました。

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