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御朱印帳の選び方|同じ16cmが「大」にも「小判」にもなる。寸法・綴じ方・分け方で決める

御朱印帳の選び方|同じ16cmが「大」にも「小判」にもなる。寸法・綴じ方・分け方で決める

御朱印帳は、寸法をmmで確かめ、綴じ方は蛇腹を選び、神社とお寺で分けるかを行き先で決めれば、最初の1冊に絞れます。売り場の「大判」「小判」という呼び名は、店によって指す寸法が違います。京都の谷口松雄堂が「大」と呼ぶ縦160×横109mmは、日宝綜合製本が「小判」と呼ぶ縦160×横112mmとほぼ同じ大きさです。

当サイト(カンナビ)は2026年9月17日に、帳面を作る2社と販売店2者の寸法表、辞書の定義、神社本庁と寺社の公式サイトの案内を読み、検索上位の記事と照らし合わせました。「御朱印帳 選び方」の上位9件に寺社の公式ページは0件で、メーカーごとの寸法を並べて比べた記事も0件でした。ここでは呼び名に頼らず、数字と寺社の原文で1冊を決める手順を書きます。

この記事でわかること

  • サイズの決め方: 4者の寸法表を並べ、同じ16cmの帳面が「大」とも「小判」とも呼ばれる食い違いを図にします。
  • 綴じ方と紙: 蛇腹が選ばれる理由を辞書で確かめ、和綴じやノート型への直書きを断る神社の案内を原文で引きます。
  • 神社とお寺で分けるか: 分ける決まりは無いという立場と、分けたほうがよいという立場を、誰の発言かを付けて並べます。
  • 入手先と最初の1冊の手順: 寺社と文具店で買うときに見る所、限定帳を頒布元の寺社で受ける理由、4段で決める手順をまとめます。
目次

御朱印帳は寸法・綴じ方・分け方の3つで選ぶ

御朱印帳は、寸法をmmで確かめ、蛇腹を選び、神社とお寺で分けるかを決めれば1冊に絞れます。

色や柄は好みで選べますが、あとから困りやすいのは大きさ・綴じ方・分け方の3つです。大きさは書き置きの紙を貼るときに、綴じ方は寺社で直接書いてもらうときに、分け方は日蓮宗の寺院などで差が出ます。紙の作りと入手先も合わせると、見る所は次の5つです。

基準決め方根拠にしたもの
寸法呼び名ではなく縦160mmか180mmかを数字で見る谷口松雄堂・日宝綜合製本・しるべ・神宮会館の寸法表
綴じ方蛇腹を選ぶ。和綴じ・ノート型は直書きを断る神社がある日本大百科全書、三輪神社・三島神社の案内
紙墨が裏へ抜けにくい貼り合わせの作りかを見る谷口松雄堂の製品説明、辞書の奉書紙
分け方神社だけか、お寺も回るか、日蓮宗の寺院を含むかで決める元宮司の解説、民俗学者の談話、日蓮宗寺院2か所の案内
入手先寺社の授与所でも文具店・書店でもよい。寸法の表記を確かめる日本大百科全書、神宮会館・靖國神社の頒布案内

御朱印帳とは:辞書と神社本庁の説明

御朱印帳は、神社仏閣で朱印を押してもらうための帳面で、起源は納経の受取の書付とされます。

辞書は「朱印を押してもらうための帳面」と書く

デジタル大辞泉は朱印帳を、参詣者が神社仏閣で朱印を押してもらうための帳面と定義しています。

見出しは「朱印帳」で、「御朱印帳」はその別名として載っています。日本大百科全書の「御朱印」の項は、朱印を納経印と呼び、納経した人にだけ授与する寺院もあると書いています。お寺では、帳面を差し出せば必ず書いてもらえるとは限らないということです。

神社本庁は起源と呼び名を書き、選び方は書いていない

神社本庁は御朱印の起源を納経受取の書付とし、帳面の大きさや分け方には触れていません。

神社本庁の「御朱印について」は、奈良・平安のころに経典を奉納した際にいただいた「納経受取の書付」が起源ではないかといわれていると書き、「御朱印」という呼び名は昭和10年頃から見られるようになったとしています。当サイトがこのページを全文読んだ範囲では、御朱印帳のサイズ・綴じ方・神社とお寺で分けるかの記述は0件でした。選び方の基準は、帳面を作る側と、記帳する寺社それぞれの案内から集めるしかありません。

サイズは呼び名ではなくmmで選ぶ

大判・小判の寸法は店ごとに違うので、縦160mmか180mmかを数字で確かめて選びます。

同じ160mmが「大」にも「小判」にもなる

谷口松雄堂の「大」は縦160×横109mmで、日宝綜合製本の「小判」縦160×横112mmとほぼ同じです。

当サイトが4者の寸法の表記を並べたのが次の表です。谷口松雄堂は京都の和紙製品メーカー、日宝綜合製本は製本会社、しるべは御朱印帳の専門店、神宮会館は伊勢にある施設の公式通販です。

作り手・売り手呼び名寸法(縦×横)書き添えられた説明
谷口松雄堂特大182×121mm―
谷口松雄堂大160×109mm「一般的なサイズ。一番良く売れるサイズです。」
谷口松雄堂中160×91mm―
谷口松雄堂倍判182×242mm―
日宝綜合製本大判180×120mm「もっともスタンダードなサイズ」
日宝綜合製本小判160×112mm「いわゆる『小サイズ』『小判サイズ』」
しるべ大判18×12cm蛇腹タイプ
しるべ小判16×11cm蛇腹タイプ
神宮会館呼び名なし16×11cm/18×12cm16×11cmは捺印箇所48頁、18×12cmは44頁の例

谷口松雄堂の「一番良く売れる」は、同社が自社の商品ページで160×109mmについて書いている説明です。期間や冊数、どの売り場の話かは書かれていないので、市場全体で売れている大きさを示す数字ではありません。日宝綜合製本の「もっともスタンダード」も同じく、同社の解説記事での言い方です。

同じ縮尺で並べた御朱印帳の寸法(縦×横mm) 160×109 谷口松雄堂 「大」 160×112 日宝綜合製本 「小判」 180×120 日宝綜合製本 「大判」 182×121 谷口松雄堂 「特大」 縦160mm級 横の差は3mm 縦180mm級 呼び名は店ごとに違う。数字で見ると2つの大きさに分かれる 出典:谷口松雄堂・日宝綜合製本の寸法表(2026年9月17日取得)

呼び名だけを頼りに「大判を買えば18cm」と思って選ぶと、店によっては16cmの帳面が届きます。商品ページや授与所の案内で、mmかcmの数字を必ず見てください。

縦160mm級と180mm級は、持ち歩きと貼る余白で分かれる

当サイトの見立てでは、縦160mm級は鞄に収めやすく、縦180mm級は書き置きを貼る余白が残ります。

神宮会館の例では、縦16cmの帳面の捺印箇所が48頁、縦18cmの帳面が44頁で、大きいほうが頁数は少なくなっていました。帳面によって頁数は違うので、1冊で何か所回れるかも商品ごとに数字で確かめます。

見る点(頁数以外は当サイトの見立て)縦160mm級縦180mm級
持ち歩き小さな鞄にも入りやすい鞄の大きさを選ぶ
書き置きを貼る紙の大きさによってははみ出す周りに余白が残りやすい
頁数の例(神宮会館)48頁44頁
向く人の目安近所の神社を少しずつ回る人遠方の社寺や書き置きの多い所も回る人

書き置きの大きさは寺社ごとに違う

書き置きの紙の大きさは寺社ごとに違い、大きさの合わない帳面に貼るとはみ出すことがあります。

福岡県大木町の三島神社は、オンライン授与所の解説で、神社によって書き置きのサイズが微妙に異なり、無理に貼ろうとすると御朱印帳からはみ出すことがあると書いています。書き置きの寸法を寺社をまたいで集めた一次の数値は、当サイトが寺社の公式・メーカー・個人の記録の3つを当たった範囲では見つかりませんでした。数値で断言できない以上、書き置きを貼る予定が多い人ほど、余白の残る縦180mm級を選ぶのが無難だと当サイトは考えます。

綴じ方は蛇腹を選ぶ

蛇腹は開くと平らになり墨で書きやすく、辞書は朱印帳の蛇腹折りを「一般的」と書いています。

蛇腹が選ばれる理由は、開くと平らになるから

日本大百科全書は、朱印帳は開くと平らになって墨書きしやすいよう蛇腹折りになっていると説明します。

原文は、朱印帳が「開くと平らになって墨書きがしやすいよう、蛇腹折りになったものが一般的」で、和綴じや袋綴じのものもある、という書き方です。蛇腹の帳面は、本の形でいえば折本にあたります。デジタル大辞泉は折本を、横に長くつなぎ合わせた紙を端から折り畳んで作った、とじ目のない本と定義しています。とじ目が無いので、どの頁を開いても紙面が平らになり、書き手が筆を置きやすくなります。

和綴じ・ノート型への直書きを断る神社がある

名古屋・大須の三輪神社は、見開きサイズ・和綴じ・ノート型・ミニの帳面への直書きを断っています。

三輪神社は2021年10月8日のお知らせで、直書きの御朱印について「見開きサイズ、和綴じ、ノート型、ミニの帳面はお断りしております」と書きました。三島神社も、手帳やノート、メモ帳に書いてほしいという依頼は「基本的にお受けできません」としています。どの寺社も同じ扱いとは限りませんが、最初の1冊で蛇腹以外を選ぶと、書いてもらえない場面に当たる可能性が残ります。

帳面の形形の特徴寺社の案内の原文
蛇腹(折本)とじ目が無く、開くと平らになる日本大百科全書「蛇腹折りになったものが一般的」
和綴じ糸で綴じた本の形三輪神社「和綴じ…の帳面はお断りしております」
ノート型・手帳・メモ帳文具として作られた帳面三輪神社「ノート型…お断り」/三島神社「基本的にお受けできません」
見開きサイズ・ミニ大きさが通常と違う三輪神社「見開きサイズ…ミニの帳面はお断り」

紙は裏写りしにくい作りかを見る

谷口松雄堂は朱印帳専用の奉書紙を使い、2枚を貼り合わせて墨の裏写りを防ぐ作りにしています。

奉書紙は、コウゾを原料とする和紙

デジタル大辞泉は奉書紙をコウゾ原料の和紙とし、精選版日本国語大辞典は今は機械漉きが多いと書きます。

精選版日本国語大辞典によると、現在の奉書紙は機械漉きのパルプ製が多く、手漉きは福井県の越前奉書が残るだけとされます。谷口松雄堂は製品説明で、朱印帳専用の奉書紙は「墨のにじみやのりを優先的に考えられた和紙」だと書いています。同じ「奉書紙」の表記でも、紙の厚みや漉き方は帳面ごとに違うと考えて、商品の説明を読むのが確実です。

2枚貼り合わせなら、裏写りを抑えられる

谷口松雄堂は、御朱印が裏写りしないように2枚の紙を互い違いに貼り合わせて蛇腹にしていると書きます。

墨をたっぷり含んだ筆で書くと、1枚の薄い紙では裏まで染みることがあります。貼り合わせの作りなら、表に書いた墨が裏の頁に出にくくなります。両面を使うつもりなら、商品説明に貼り合わせの記載があるかを確かめてから選んでください。記載が無い帳面は、表の面だけを使う前提で頁数を数えておくと足りなくなりません。

書き置きが多い寺社を回るなら

書き置きの紙は寺社ごとに大きさが違うため、貼るなら縦180mm級が余裕を持てると当サイトは考えます。

時期や事情で、書き置きだけになる寺社がある

京都の伏見稲荷大社は、初詣期間の御朱印を書き置き(朱印用紙)のみで対応すると公式サイトで案内しています。

伏見稲荷大社の公式サイトの初詣の案内には、「御朱印については書き置き(朱印用紙)のみの対応とさせていただきます」とあります。これは初詣の期間についての案内で、1年を通して書き置きだけという意味ではありません。新型コロナの時期には、茨城県石岡市の常陸國總社宮が2020年12月12日に書き置きのみへ切り替え、岡山県倉敷市の阿智神社も2020年12月15日に御朱印帳への記帳をやめて書き置きの頒布にすると案内しました。混む時期に参拝する予定があるなら、書き置きを貼る前提で帳面を選んでおくと困りません。初詣の時期に控えたほうがよい日については初詣に行ってはいけない日の記事にまとめています。

書き置き用に、帳面を1冊分けて持つ手もある

直書き用と書き置きを貼る用で帳面を分けると、紙の大きさの違いを気にせず貼る場所を選べます。

三島神社の解説も、書き置きを御朱印帳に貼る場面を前提に書かれています。直書きの帳面に貼ると、頁の順番と参拝の順番がずれたり、はみ出した紙で帳面が閉じにくくなったりします。書き置きの多い寺社を続けて回る予定なら、縦180mm級を書き置き用に1冊決めておき、直書きの帳面とは別にしておくのが当サイトの提案です。貼り方やのりの選び方は、この記事では扱いません。

神社とお寺で御朱印帳を分けるか

分ける決まりは無いという談話がある一方、日蓮宗の寺院では混在した帳面を断られることがあります。

分ける決まりは無い、という立場

佛教大学教授(民俗学)の八木透氏は、異なる神仏の御朱印を同じ帳面でいただくのは基本的に問題ないと話しています。

読売新聞の「OTEKOMACHI」(2019年11月22日)で八木氏は、「御朱印帳自体が複数の寺社の御朱印を受けるためにあるものなので、異なる神様または仏様の御朱印を同じ御朱印帳でいただくことは、基本的に問題ありません」と答えています。谷口松雄堂の特集記事を書いた元宮司の筆者も、「分けなければならないという明確なルールはありません」とし、神社とお寺の御朱印が混ざっていて断られるケースも「稀」だと書いています。

分けたほうがよい、という立場

同じ元宮司の筆者は、明確なルールは無いとしたうえで、神職としての結論は「分けたほうがベター」と書いています。

決まりが無いことと、分けないほうがよいかどうかは別の話として書かれています。同じ人の記事の中に両方の言い方があるので、片方だけを切り取って「分けなくてよい」「分けるべき」と読まないようにしてください。

日蓮宗の寺院は、御首題帳を分けるよう勧める

日蓮宗の寺院は御朱印帳と御首題帳を分けることを勧め、混在した帳面は断られることもあると書いています。

日蓮宗の妙光寺は寺報「妙の光」2016年7月号で、神社や他宗派寺院の御朱印が混じった御朱印帳の場合、日蓮宗寺院では「断られることもあります」と書きました。本門寺は2022年12月の法話で、寺社仏閣を参拝する際は「御朱印帳」と「御首題帳」を分けることを勧めています。日蓮宗の寺院を回る予定があるなら、最初から御首題帳を別に用意しておくと当日に迷いません。

御朱印を行っていないお寺もある

京都の東本願寺は、公式サイトのよくある質問で「東本願寺では御朱印は行っておりません」と答えています。

お寺を回る予定に入れていても、帳面を持って行く必要が無い所があります。分けるかどうかを決める前に、行き先の寺社が御朱印を受けているかを公式サイトで確かめておくと、冊数を無駄に増やさずに済みます。立場ごとの言い方を並べると次のとおりです。

立場誰の発言か原文の該当箇所出典
分ける決まりは無い八木透氏(佛教大学教授・民俗学)「基本的に問題ありません」読売新聞OTEKOMACHI(2019年11月22日)
決まりは無いが分けたほうがよい谷口松雄堂の特集の筆者(元宮司)「明確なルールはありません」「分けたほうがベター」谷口松雄堂(2023年5月)
混在すると断られることがある日蓮宗 妙光寺「日蓮宗寺院では断られることもあります」寺報「妙の光」2016年7月号
御首題帳を分けることを勧める日蓮宗 本門寺「分けることをおすすめします」法話(2022年12月)
御朱印を行っていない東本願寺「御朱印は行っておりません」東本願寺 よくある質問

どこで手に入れるか:寺社の授与所と文具店

御朱印帳は寺社の授与所でも文具店・書店でも手に入り、寺社や門前の帳面には1,000〜4,000円の例があります。

寺社や門前で頒布される帳面の価格例

靖國神社の朱印帳は1,000円で朱印料は別、伊勢の神宮会館の公式通販は1,000〜4,000円の帳面を扱っています。

靖國神社は朱印帳(紺・白)を1,000円とし、朱印は別途朱印料を納めるよう案内しています。神宮会館の公式通販では、朱印帳(紫)が1,000円、雲丸御朱印帳(縦18×横12cm・44頁)が2,000円、神宮ばら園朱印帳(縦16×横11cm・48頁)が2,500円、蒔絵朱印帳(御木曳)が4,000円でした。寺社で買う利点は、その社寺の意匠の帳面に最初の御朱印をいただけることです。一方で、寸法の表記が無い帳面もあるので、気になるときは授与所で大きさを尋ねてください。御朱印そのものの初穂料の相場は、この記事では扱いません。

文具店・書店で買うときは、寸法と綴じ方の表記を見る

日本大百科全書は、表紙に工夫した朱印帳が文具店や書店でも売られていると書いています。

売り場で買うときは、表紙の柄より先に、寸法の数字と「蛇腹」の表記を確かめます。呼び名が「大判」でも、縦160mmか180mmかは店によって違うからです。ノート型や手帳型の帳面は、先に書いたとおり直書きを断る神社があります。

入手先価格の例寸法の確かめ方見る所
神社の授与所(靖國神社)1,000円(朱印料は別)授与所で尋ねる朱印料が別かどうか
門前の施設の通販(神宮会館)1,000〜4,000円当サイトが見た4点のうち3点に記載縦16cmか18cmか、頁数
帳面のメーカー・専門店商品ごとに違う寸法表あり呼び名ではなくmmの数字
文具店・書店商品ごとに違う商品による寸法の数字と「蛇腹」の表記

限定の御朱印帳は、頒布している寺社で受ける

限定の御朱印帳は頒布している寺社で受けます。転売品について、神社側が困惑したと報じられています。

J-CASTニュース(2017年6月21日)は、茨城県守谷市の八坂神社が1,600円で頒布した御朱印帳が、ネットオークションで転売された件を報じました。毎日新聞(2019年5月7日)も、令和への改元後に御朱印や御朱印帳がインターネット上で転売され、神社側が困惑していると伝えています。日本大百科全書は、御朱印を御札や御守りと同様のものと書いています。限定品に惹かれても、転売の出品からは買わず、頒布している寺社で受けてください。

最初の1冊を決める手順

行き先を決め、書き置きの多さで寸法を選び、蛇腹を選び、お寺も回るなら冊数を決めます。

1 行き先を決める 2 書き置きの多さで寸法を選ぶ 近所の神社を少しずつ回る 縦160mm級 遠方・書き置きの多い所も回る 縦180mm級 3 綴じ方は蛇腹にする 和綴じ・ノート型は直書きを断る神社がある 4 冊数を決める 神社だけを回る 1冊 お寺も回る 分けるかを決める 日蓮宗の寺院を回る 御首題帳を別にする

1段目の行き先は、帳面より先に決めます。行き先が決まれば、書き置きの多さ、お寺を含むか、日蓮宗の寺院があるかが分かり、2段目から4段目が順に決まります。行き先ごとの目安を当サイトの見立てとして表にすると次のとおりです。

行き先寸法の目安冊数の目安
近所の氏神様や数社の神社縦160mm級1冊
遠方の神社を旅先で回る縦180mm級1冊
神社とお寺を同じ旅で回るどちらでも1冊か2冊。分けるかを先に決める
日蓮宗の寺院を含むどちらでも御朱印帳と御首題帳の2冊
初詣の時期など書き置きの多い所縦180mm級書き置き用を分けると貼りやすい

2冊目を足すときは、1冊目と寸法を揃える

当サイトの提案は、2冊目を1冊目と同じ縦の寸法にそろえることです。並べて保管しやすくなります。

1冊目が埋まる前に2冊目を足す場面は、主に3つです。お寺用に分けたくなったとき、日蓮宗の寺院を回ることになったとき、書き置き用を分けたくなったときです。どの場合も、使い道を表紙の内側などに書いておくと、当日に取り違えません。日本大百科全書は、普段は神棚や仏壇に保管する人も多いと書いています。冊数が増えても、同じ寸法なら保管する場所をまとめやすくなります。

帳面が決まったら行き先を決める

帳面が決まったら、通える範囲で自分に合う神社を決め、参拝の作法を確かめてから出かけます。

自分に合う神社と、回る順番を決める

どの神社から回るかは、自分に合う神社の見つけ方の4つの条件で1社に絞れます。

最初の1社を決めたら、同じ日に回る社寺と順番を神社巡りプランナーで組めます。身近な所から始めるなら、住んでいる土地の神社を調べる氏神様の調べ方や、生まれた土地の神社を調べる産土神の調べ方が手がかりになります。伊勢神宮のように、御朱印を受けられる場所が内宮・外宮の神楽殿と別宮5か所と決まっている社もあるので、受付の場所も公式の案内で確かめておきます。

参拝の作法と御朱印のいただき方を先に読む

御朱印は参拝のあとにいただくものなので、先に神社の参拝方法を確かめておきます。

授与所で帳面を渡すときに開く頁や、書いていただいている間の待ち方で迷わないよう、御朱印とは何か:意味・いただき方・初穂料も合わせて読んでおくと当日の流れがつかめます。社の性格から行き先を選びたい人は、神社属性とは?で5つの属性の違いを見てから決める方法もあります。

よくある質問

本文で扱わなかった、帳面を忘れたとき、最初の1冊の買う場所、保管、1冊でいただける数、御朱印を行っていないお寺の5つに答えます。

Q. 御朱印帳を忘れたら、ノートに書いてもらえますか?

A. 書いてもらえないことがあります。三島神社は手帳やノート、メモ帳への記帳は「基本的にお受けできません」と書き、三輪神社もノート型の帳面への直書きを断っています。書き置きを受けられる寺社なら、書き置きをいただいて、あとで御朱印帳に貼る方法があります。

Q. 1冊目はどこで買うのがいいですか?

A. 決まりはありません。日本大百科全書は、朱印帳が文具店や書店でも売られていると書いています。最初に参拝する寺社で受ければその社寺の意匠の帳面に最初の御朱印をいただけ、売り場で買えば寸法と綴じ方を比べて選べます。どちらでも、縦の寸法の数字と蛇腹の表記を確かめてください。

Q. 使い終わった御朱印帳はどう保管しますか?

A. 日本大百科全書は、御朱印を御札や御守りと同様のものとし、普段は神棚や仏壇に保管する人も多いと書いています。保管の仕方を決まりとして書いた寺社の案内は、当サイトが読んだ範囲にはありませんでした。

Q. 御朱印帳1冊で、何か所分の御朱印をいただけますか?

A. 帳面の頁数で決まります。伊勢の神宮会館の公式通販では、縦16×横11cmの神宮ばら園朱印帳に「捺印箇所 48頁」、縦18×横12cmの雲丸御朱印帳に「捺印箇所 44頁」と書かれていました。縦の寸法が大きいほうが頁数が少ない例もあるので、買う前に商品の表記で頁数を確かめてください。

Q. 御朱印を行っていないお寺では、代わりに何かいただけますか?

A. 寺によって違います。東本願寺は「東本願寺では御朱印は行っておりません」としたうえで、懇志を納めた人への記念品として、2025年の御正忌報恩講から切り絵の「参拝証」の受付を始めると案内しています。御朱印帳を持って行く前に、その寺の公式サイトで何を受け付けているかを確かめてください。

まとめと参考にした資料

御朱印帳は、呼び名ではなく寸法の数字、綴じ方は蛇腹、分け方は行き先で決めると迷いません。

谷口松雄堂の「大」は縦160×横109mm、日宝綜合製本の「大判」は縦180×横120mmで、同じ呼び名でも指す大きさが違いました。綴じ方は、日本大百科全書が開くと平らになる蛇腹折りを「一般的」と書き、三輪神社は和綴じやノート型への直書きを断っています。神社とお寺で分けるかは、決まりは無いという談話と、日蓮宗の寺院の案内の両方があり、行き先に日蓮宗の寺院が入るかで決まります。行き先を決め、書き置きの多さで縦160mm級か180mm級かを選び、蛇腹の帳面を1冊用意すれば、最初の参拝に出かけられます。

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