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男の厄年は何歳か|令和8年の早見表と、年男と重なる25歳・61歳

男の厄年は何歳か|令和8年の早見表と、年男と重なる25歳・61歳

男の厄年(男性の厄年)は、数え年の25歳・42歳・61歳で、神社本庁は42歳を大厄としています。令和8年(2026年)の本厄は、平成14年・昭和60年・昭和41年生まれです。令和8年は午年なので、平成14年生まれと昭和41年生まれの男性は年男と本厄が重なります。当サイト(カンナビ)が社寺の公式ページ24件を数えたところ、42歳を「大厄」と書くのは12件で、61歳の置き方は4通りに分かれていました。

この記事でわかること

  • 令和8年の早見表: 前厄・本厄・後厄の生まれ年・満年齢・干支を1つの表にまとめます。
  • 生年月日からの判定: 令和8年の区分を3つの基準で、内訳つきで出します。
  • 年男と重なる年: 本厄のうち25歳と61歳は年男と重なり、42歳は重なりません。
  • 社寺で割れるところ: 「大厄」の呼び方、61歳・44歳の扱いを24件の件数で出します。
目次

男の厄年は数え25・42・61歳。大厄は42歳

男性の厄年は数え年で25歳・42歳・61歳で、神社本庁は42歳を大厄としています。前後の1年が前厄・後厄です。

【公式仕様】神社本庁は「厄年の年齢は、男性が25歳・42歳・61歳、女性が19歳・33歳・37歳(・61歳)とされ」と書いています(神社本庁「厄祓い(厄除け)」、2026年9月19日取得)。女性の61歳には括弧が付いていますが、男性の61歳には付いていません。大厄については「男性・42歳と女性・33歳を大厄として、特に意識されることが多いようです」としています。

女性の厄年は数え19歳・33歳・37歳で、61歳を入れるかどうかが社寺で分かれます。妻や母、娘の厄年は女の厄年は何歳か(令和8年の早見表)にまとめています。

前厄・本厄・後厄の3年をまとめて厄年と呼ぶ

本厄の前年を前厄、翌年を後厄と呼び、3年をひとまとめにして用心する年とする社寺があります。

【公式仕様】神社本庁は厄年の年齢を挙げたうえで、「この年の前後を前厄・後厄と言われています」と書いています(同上)。令和8年でいえば、42歳の前後の41歳と43歳が前厄・後厄です。城南宮も、42歳の前年と次の年を「あわせた3年間は特に用心し」と書いています(城南宮「厄除」、2026年9月19日取得)。

25歳・61歳に前厄・後厄を付けない社もある

25歳を前厄・後厄の無い1年だけの厄年とする社や、61歳に後厄を置かない社もあります。

【実測】当サイトが開いた24件のうち、大阪府神社庁と城南宮は25歳を前後の年を付けない単年の「厄年」として扱い、太宰府天満宮・大阪府神社庁・城南宮の3件は61歳に後厄を付けていません。城南宮は「それぞれの前の年に前厄、後の年に後厄のご祈祷をされる方もいらっしゃいます」とも書いています。

令和8年(2026年)男性の厄年早見表

令和8年の本厄は、25歳が平成14年生まれ、42歳が昭和60年生まれ、61歳が昭和41年生まれです。

数え年は元日で1つ足すので、生まれた月日に関係なく生まれ年だけで引けます。満年齢の欄は令和8年の誕生日を迎えたあとの年齢で、誕生日の前はこの欄より1歳若くなります。

表1 令和8年(2026年)男性の厄年早見表(数え年)
区分数え年生まれ年令和8年に迎える満年齢干支
前厄24歳平成15年(2003年)23歳未
本厄25歳平成14年(2002年)24歳午
後厄26歳平成13年(2001年)25歳巳
前厄41歳昭和61年(1986年)40歳寅
本厄(大厄)42歳昭和60年(1985年)41歳丑
後厄43歳昭和59年(1984年)42歳子
前厄60歳昭和42年(1967年)59歳未
本厄61歳昭和41年(1966年)60歳午
後厄62歳昭和40年(1965年)61歳巳

表1は神社本庁が出している令和8年の表と同じ対応です(神社本庁「厄祓い(厄除け)」、2026年9月19日取得)。44歳(昭和57年生まれ)を置く社もあります(表3)。

生まれ年は数え年の社寺19件で一致

数え年で数える社寺19件では、年齢と生まれ年の対応が1件も食い違いませんでした。

【実測】東京都神社庁・大阪府神社庁・寒川神社・鶴岡八幡宮・石清水八幡宮・住吉大社・太宰府天満宮・成田山新勝寺など、数え年で数える19件の令和8年の表を表1と突き合わせたところ、生まれ年の対応は19件すべてで同じでした(2026年9月19日取得)。

干支まで表に書く社もあります。大阪府神社庁は「25才 平成14年生 午歳[壬午]」(大阪府神社庁の令和8年の厄年表(画像))、住吉大社は「25歳 平成14年生 2002年生 午」と書いています(住吉大社の祈祷の案内、いずれも2026年9月19日取得)。

満年齢で数える川崎大師と、61歳だけ満年齢の佐野厄除大師

川崎大師は満年齢で数えるので、本厄の生まれ年が数え年の表より1年早くなります。

【公式仕様】川崎大師の令和8年の厄年表には「この表は、今年の誕生日の年令(満年令)となっております」とあります(川崎大師の令和8年の厄年表(PDF)、2026年9月19日取得)。本厄は満25歳が平成13年生まれ、満42歳が昭和59年生まれで、還暦の本厄は男女ともに満60歳として昭和41年生まれに置いています。

佐野厄除大師は25歳・42歳を数え年で数え、61歳だけを「男女 61 歳の厄年 (但し満年齢)」として満年齢で数えます(佐野厄除大師の厄年早見表、2026年9月19日取得)。そのため61歳の本厄は昭和40年生まれで、数え年の表で本厄にあたる昭和41年生まれは、ここでは前厄になります。

昭和41年生まれの人は、表によって本厄とも前厄とも出ます。どちらかが誤っているのではなく、数え方の違いです。

生年月日から令和8年の厄年を調べる

生年月日を選ぶと、数え年・満年齢と令和8年の区分を、判定の内訳つきで3つの基準で出します。

生年月日と性別を選ぶと、令和8年(2026年)の区分を3つの基準で出します

無料・登録なし。計算はこのページの中だけで行い、入力した生年月日と性別はどこにも送りません。

数え年の2つの基準で答えが分かれるのは、令和8年に数え60〜62歳の人だけです。満年齢の基準では、本厄の生まれ年が1年早くずれます。性別を「女性」に切り替えれば、家族の女性の厄年も調べられます。

祈祷を受ける社寺を探すところからであれば、氏神様の調べ方と産土神社の調べ方が使えます。

入力した生年月日はどこにも送っていない

計算はこのページを開いたブラウザの中だけで行い、生年月日は当サイトにも外部にも送っていません。

登録は要りません。ボタンを押したときに通信は発生せず、入力した値をURL・Cookie・アクセス解析に書くこともありません。

数え年の出し方:誕生日前は+2、誕生日後は+1

数え年は、誕生日前なら満年齢に2、誕生日後なら1を足した年齢です。元日で1つ足す言い方も同じ数になります。

【公式仕様】神社本庁は「元日で1つ歳をとる計算をします」と説明し(神社本庁「厄祓い(厄除け)」)、東京都神社庁は「満年齢に誕生日前には二才、誕生日後には一才を加えた年」と書いています(東京都神社庁「人生儀礼」、いずれも2026年9月18日取得)。

昭和60年(1985年)生まれなら、2026 − 1985 + 1 で42歳。誕生日前は満40歳+2、誕生日のあとは満41歳+1で、どちらも42歳です。

数え年の出し方は2通り。どちらも同じ数になる 昭和60年(1985年)生まれ・令和8年の場合 元日 誕生日 大晦日 満40歳の期間 満41歳の期間 満年齢 + 2歳 数え42歳 満年齢 + 1歳 数え42歳 元日で1つ足す言い方でも 2026 − 1985 + 1 = 数え42歳
図1 数え年の2つの言い方は、同じ数を出す(昭和60年生まれ・令和8年の場合)

「満年齢+1」とだけ覚えると本厄を1年取り違える

誕生日前は満年齢に2を足すので、「+1」とだけ覚えると本厄の年を1年ずらして数えてしまいます。

昭和60年生まれの人が令和8年の誕生日前に「満40歳+1で41歳」と数えると、大厄の年を前厄と取り違えます。西新井大師のページには「その年の満年齢に1歳を足した歳」と「元日が来るごとに1歳を加算」の2つの説明が並んでいて、前者では誕生日前の人が1歳ずれます(西新井大師「厄除け」、2026年9月18日取得)。

門戸厄神も「この計算にとまどう方が多く、勘違いされる方もおられます」と書いています(門戸厄神「厄について」、2026年9月18日取得)。迷ったら、生まれ年から引ける表1を使うのが確実です。

早生まれでも数え年は生まれ年で決まる

数え年は生まれた年と今年だけで決まるので、1〜3月生まれの早生まれかどうかでは変わりません。

厄年は学年ではなく生まれ年で決まるので、同級生と厄年がずれることがあります。たとえば平成14年(2002年)3月生まれと平成13年(2001年)5月生まれは同じ学年ですが、令和8年に本厄(数え25歳)なのは平成14年生まれの人で、平成13年生まれの人は後厄です。

社寺24件で割れるところ(大厄・61歳・44歳)

本厄の25歳と42歳は24件すべてが置きますが、42歳を「大厄」と書くのは12件でした。

【実測】2026年9月19日に、厄年表を公式に出している神社庁・神社・寺院24件を開いて数えました(女性の厄年と同じ24件)。全国を網羅した調査ではありませんが、「両方ある」ことは確かめられます。

表2 男性61歳の置き方(公式ページ24件の内訳・2026年9月19日調べ)
置き方件数社寺・団体
男性の欄に本厄として置く17件東京都神社庁(Q&A)/東京都神社庁(人生儀礼)/愛知県神社庁/寒川神社/鶴岡八幡宮/大宮八幡宮/八坂神社(京都)/住吉大社/太宰府天満宮/明治神宮/鹽竈神社/春日部八幡神社/春日神社(大田区)/間々田八幡宮/産泰神社/成田山新勝寺/龍泉寺
男女共通の枠に置く5件石清水八幡宮(男女還暦本厄)/城南宮(男女共通 厄年・還暦)/西新井大師/佐野厄除大師(61歳だけ満年齢)/門戸厄神(男女大厄)
「還暦」とだけ書き、厄の語を付けない1件大阪府神社庁
満年齢で数え、還暦の本厄を60歳に置く1件川崎大師(男女ともに60歳が本厄)
男性61歳を載せていない0件—
(参考)神社本庁—男性は「25歳・42歳・61歳」で括弧なし。上の24件とは別枠

42歳の呼び方と44歳の扱いも、24件で分かれています。

表3 42歳の呼び方と44歳の扱い(同24件・2026年9月19日調べ)
扱い件数社寺備考
42歳を「大厄」と書く12件東京都神社庁(Q&A)/東京都神社庁(人生儀礼)/大阪府神社庁/太宰府天満宮/明治神宮/春日神社(大田区)/間々田八幡宮/産泰神社/西新井大師/佐野厄除大師/成田山新勝寺/門戸厄神うち太宰府天満宮と門戸厄神は、42歳以外にも大厄を付ける
「大厄」の語を使わない12件愛知県神社庁/寒川神社/鶴岡八幡宮/大宮八幡宮/石清水八幡宮/八坂神社(京都)/住吉大社/城南宮/鹽竈神社/春日部八幡神社/川崎大師/龍泉寺城南宮は「重い厄年」と書く。石清水八幡宮は「大厄」を別の意味で使う
44歳を表に置く3件石清水八幡宮/城南宮/太宰府天満宮「男性厄明け」「厄明け」「44歳も厄年とする習わし」

42歳を「大厄」と書くのは24件中12件

42歳を大厄と書く社寺は24件中12件で、残る12件は表に大厄の語を使っていません。

大阪府神社庁は「大厄(本厄)」、成田山新勝寺は「男性の大厄は42歳」と書きます。使わない側では、城南宮が「重い厄年(本厄)」と書き、石清水八幡宮は「九星方位表による『八方塞がり』(大厄)」と、年齢とは別の意味で使っています(石清水八幡宮の祈祷の案内、2026年9月19日取得)。

大厄を42歳だけに付けない社もあります。太宰府天満宮は「大厄」の列に25・42・44・61歳を入れ(太宰府天満宮の厄除の案内)、門戸厄神は25・41・42・43歳を「男性大厄・女性小厄」、61歳を「男女大厄」としています(門戸厄神「厄年早見表」、いずれも2026年9月19日取得)。

男性61歳を載せない社は無い。置き方が4通りある

男性61歳を載せない社は0件でしたが、男性欄・男女共通・還暦のみ・満60歳の4通りに分かれます。

女性の61歳は同じ24件のうち6件が載せていなかったのに対し、男性の61歳は全件が何らかの形で扱っていました。太宰府天満宮は「還暦が最後の厄年です」と書いています。

辞典では割れています。日本大百科全書は「男子は25歳、42歳、61歳」、百科事典マイペディアは「男の25,42,61歳」とする一方、デジタル大辞泉は「多く、男の25歳・42歳」、精選版 日本国語大辞典は「男は二五歳と四二歳」として61歳を挙げていません。(コトバンク「厄年」、2026年9月19日取得)。

44歳まで厄年として表に置く社がある

石清水八幡宮・城南宮・太宰府天満宮の3件は、42歳の2年後にあたる44歳も表に置いています。

石清水八幡宮は44歳を「男性厄明け」、城南宮は「厄明け」として表に載せています。太宰府天満宮は「太宰府天満宮の地城では44歳も厄年とする習わしがあります」と書いています(「地城」は原文のまま)。令和8年の数え44歳は、昭和57年(1982年)生まれです。

どれを見ればよいか:参拝する社寺の表を見る

迷ったら、行く予定の社寺が出している今年の表をそのまま見るのが確実です。当サイトはどれか1つに決めません。

城南宮は「※満年齢でご祈祷される方もいらっしゃいます」と書き、平坂熊野神社は「満年齢でご祈祷をお受けいただくことも可能です」としています(平坂熊野神社の厄年の案内、2026年9月19日取得)。行く社寺が決まっていないなら、氏神様とは何かが手がかりになります。

42歳が「大厄」とされる理由と、一番きついのはどれか

42歳が大厄とされる理由として公式が挙げるのは、「死に」の語呂合わせと、神事の役を務める年という説です。

【実測】24件のうち、42歳が大厄とされる理由を書いていたのは間々田八幡宮と産泰神社の2件でした。残る22件は理由を書いていません。

「死に」の語呂は近世から。公式で書くのは2件

42を「死に」と読む語呂合わせは近世に始まったとされ、公式で書くのは24件中2件でした。

【公式仕様】間々田八幡宮は「男性の42歳は『死に』、女性の33歳は『散々』に通じるという語呂合わせから、大厄といわれています」と書き(間々田八幡宮の厄除けの案内)、産泰神社は「この語呂合わせは、江戸時代には既に存在していたといいます」としています(産泰神社「厄年について」)。

辞典では、世界大百科事典が語呂合わせを「近世あたりにはじまったといわれている」とし(コトバンク「厄」)、百科事典マイペディアは「語呂合せにすぎず」と書いています(コトバンク「厄年」、いずれも2026年9月19日取得)。

42歳・61歳は神事の役を務める年だったという説

42歳・61歳は地域の神事で大切な役を務める年回りだった、と書く神社があり、辞典にも近い記述があります。

【公式仕様】間々田八幡宮は「古くから42歳、61歳という年齢は、社会における重要な年回りとされ、地域の氏神さまの神事においても大切な役割を務めることが多かったのです」と書いています(同上)。

この形の祭りはいまも残っています。石川県輪島市の輪島大祭では、住吉神社の松明神事で数え42歳の男性が「お当組」をつくり、神輿を担ぎます(輪島市観光協会の輪島大祭の案内、2026年8月24日開催)。淡路島の春祭りでも、数え41〜43歳の男性が3年間神輿を担ぐと2017年の神戸新聞の連載記事が伝えています。

「一番きつい」を決めた一次資料は無い

25・42・61歳や前厄・本厄・後厄のどれが一番重いかを順位付けした公式の資料は、開いた範囲では見つかりません。

大厄は神社本庁の言い方でも「特に意識されることが多いようです」という位置づけで、重さを測った結果ではありません。どの年が一番重いかを順位で示した社寺の公式ページは、24件の中にありませんでした。

25歳と61歳は年男と重なる。42歳は重ならない

年男は数え13・25・37・49・61歳なので、本厄の25歳と61歳は必ず年男の年と重なり、42歳は重なりません。

【公式仕様】石清水八幡宮は、廻り年(数え13・25・37・49・61歳…)のうち「還暦(数え年で61歳)と男性の25歳(数え年)は三年間の厄年の『本厄』の年に当たります」と書いています(石清水八幡宮の祈祷の案内、2026年9月19日取得)。

年男は12年刻み。男の本厄と重なるのは25歳と61歳 本厄 前厄・後厄 年男の年 男の厄年 13 25 37 42 49 61 数え年(歳) 重なる 重ならない 重なる 61歳の置き方は社寺で4通り(表2)。年男の年を厄年と定義した辞典は無い
図2 年男の年(12年刻み)と男の厄年の位置(数え年)

年男は12年ごとに来る干支の年

年男は自分の干支の年を迎えた男性のことで、数え年では13・25・37・49・61歳と12年ごとに来ます。

【公式仕様】デジタル大辞泉は年男を「1 その年の干支に当たる男性。節分の豆まき役となる。2 一家を代表して正月の行事を取りしきる役目の男性」としています(コトバンク「年男」、2026年9月19日取得)。

数え1歳の年が自分の干支の年なので、12年ごとの数え13・25・37・49・61歳で同じ干支に戻ります。42歳は41が12で割り切れないので干支の年にならず、令和8年に数え42歳の昭和60年生まれは丑年です。年男の年を厄年と定義した辞典は見当たりません。

令和8年は平成14年生まれと昭和41年生まれが「年男で本厄」

令和8年は午年で、平成14年生まれ(数え25)と昭和41年生まれ(数え61)が年男で本厄に当たります。

表4 令和8年(午年)に年男となる生まれ年と、男性の厄年
数え年生まれ年男性の厄年との関係
13歳平成26年(2014年)該当なし(石清水八幡宮は「十三参り」と併記)
25歳平成14年(2002年)本厄(24件すべてが置く)
37歳平成2年(1990年)該当なし(女性は本厄)
49歳昭和53年(1978年)該当なし
61歳昭和41年(1966年)本厄(置き方は社寺で4通り・表2)
73歳昭和29年(1954年)該当なし

【実測】干支の「午」を表に書く社は大阪府神社庁・住吉大社などにありますが、平成14年生まれの欄に年男(廻り年)と本厄を並べていたのは、24件中石清水八幡宮の1件だけでした(石清水八幡宮の令和8年の早見表、2026年9月19日取得)。

年男の年に「回り年」の厄除けをする社

石清水八幡宮と城南宮は、年男・年女を迎える年を「廻り年」「回り年」として厄除けの対象にしています。

【公式仕様】石清水八幡宮は廻り年を「年男・年女として男女共通の厄年に当たる小厄とされています」と書いています。城南宮は「午年生まれの方(年男、年女)は、令和8年の午年を無事に迎えられたことを感謝し、今後の無事を祈り回り年の厄除をします」としています(城南宮「厄除」、2026年9月19日取得)。

【実測】24件のうち、「年男」の語を使って厄年との関係を書いていたのはこの2件でした。残る22件は年男に触れていません。年男の年に厄除けを受けるかどうかは、行く社寺の扱いによって変わります。

昭和41年生まれは同い年が少ない

丙午の昭和41年(1966年)は出生数が前年より25.4%少なく、同い年の男性はおよそ65万人です。

【公式仕様】1966年の出生数は1,360,974人(うち男705,463人)で、1965年の1,823,697人より462,723人少ない年でした(e-Stat「人口動態統計 出生 上巻 第4.1表」。減少率は当サイトの計算)。2026年1月1日現在の1966年生まれの男性は65万人です(総務省統計局「統計トピックスNo.147」、いずれも2026年9月19日取得)。

厄年に統計の山はあるか(国の各歳別の実数)

男性の死亡率は42歳の前後で毎年上がる坂の途中にあり、厄年に当たる年齢だけが飛び出す山はありません。

【公式仕様】厚生労働省の令和6年簡易生命表(男)の死亡率です(厚生労働省「令和6年簡易生命表」、2026年9月19日取得)。生命表の「死亡率」は、その年齢に達した人が1年以内に亡くなる確率で、人口10万人あたりの粗死亡率とは定義が違います。千人あたりに直して並べました。

表5 男性の年齢別死亡率(令和6年簡易生命表・千人あたり)
満年齢死亡率令和8年の本厄との関係
20歳0.42—
22歳0.49—
23歳0.49数え25歳の誕生日前
24歳0.47数え25歳の誕生日後
28歳0.48—
37歳0.80—
38歳0.84—
39歳0.90—
40歳0.97数え42歳の誕生日前
41歳1.07数え42歳の誕生日後
42歳1.17—
43歳1.25—
44歳1.34—
45歳1.44—
56歳4.37—
57歳4.82—
58歳5.31—
59歳5.83数え61歳の誕生日前
60歳6.39数え61歳の誕生日後
61歳7.00—
62歳7.71—
63歳8.54—
64歳9.48—

数え年の1つの年は、2つの満年齢にまたがる

令和8年に数え42歳の人は、誕生日の前が満40歳、誕生日のあとが満41歳にあたります。

数え年と満年齢は1対1で対応しないので、数え25歳は満23・24歳、数え42歳は満40・41歳、数え61歳は満59・60歳の両方を見る必要があります。

また、表5は令和6年(2024年)の年齢別の数字であって、令和8年に厄年に当たる特定の生まれ年を追いかけたものではありません。「令和8年に本厄の人の死亡率」を示すものではない、ということです。

42歳前後は1歳ごとに上がり続ける

満37歳から満45歳まで死亡率は1歳ごとに上がり、途中で下がる年は1つもありません。

【実測】満37歳の0.80から満45歳の1.44まで1歳ごとに上がり、数え42歳にあたる満40歳(0.97)と満41歳(1.07)もこの並びの途中です。数え61歳にあたる満59・60歳も、満56歳の4.37から満64歳の9.48まで毎年上がる並びの途中にあります。数え25歳にあたる満23・24歳は、0.42〜0.49に収まるほぼ平らな区間の中です。

40代は死因の主役が入れ替わる境目

男性の死因は44歳までは自殺が最も多く、45歳からは悪性新生物(がん)が最も多くなります。

【公式仕様】令和6年の人口動態統計は、男性の死因の順位について「10~44 歳では自殺」、45〜94歳では悪性新生物が多いと書いています(厚生労働省「令和6年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」12ページ、2026年9月19日取得)。

警察庁の集計では、令和6年の男性の自殺者は13,801人で、年齢階級別では30〜39歳が1,717人、40〜49歳が2,366人、50〜59歳が2,684人でした(警察庁「令和6年中における自殺の状況」、2026年9月19日取得)。人数であって率ではありません。

測っていないことまでは言えない

言えるのは、この指標に厄年の山が見えないことまでで、厄年に何も起きないという話ではありません。

ここで言えるのは、この指標にこの範囲で山が見つからなかったということまでです。当サイトはJ-STAGEで「厄年」339件・「厄年 男性」115件・「厄年 死亡」98件の上位と、CiNii・PubMedを確認しましたが、男性の厄年と健康や死亡の関係を統計で検証した査読論文は見つけられませんでした(2026年9月19日調べ)。

42歳前後に出来事が集まることを示す公的集計も見当たりません。役職者の平均年齢(係長級45.4歳・課長級49.3歳)は在職者の平均で、昇進した年齢ではありません(厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」第8表)。

厄年の贈り物の習わしに根拠はあるか

公的な民俗資料にある厄年の贈り物は女性の帯やうろこ模様で、男性のネクタイ等の記録は見つかりません。

【実測】コトバンクの各辞典、J-STAGE(「厄年 贈り物」5件・「厄年 七色」0件など)、県史、国立国会図書館のレファレンス協同データベースを探しましたが、男性にネクタイ・ベルト・七色のものを贈る習わしを記録した公的・学術資料は見つけられませんでした(2026年9月19日調べ)。

表6 厄年の贈り物と、記録のある資料(2026年9月19日調べ)
品・風習記録のある資料誰の厄年か
うろこ模様の着物・帯日本大百科全書女性
帯(長いもの)愛媛県史 民俗 下(1984年)女性(33歳。兄弟から贈る)
ネクタイ・ベルト・財布・火箸・腕念珠公的・学術資料では見つからず。社寺では門戸厄神の公式ページのみ男性
七色のもの公的・学術資料では見つからず。社寺では門戸厄神の公式ページのみ—
(参考)古いふんどしを捨てる厄落とし愛媛県史/デジタル大辞泉男性(42歳)

贈ってはいけない、という話ではありません。記録の上でたどれるのがどこまでか、という話です。

長いもの(帯)は「長生きしてほしい」の意味

帯などの長いものを贈るのは長生きしてほしいという願いとされ、記録に残るのは女性の厄年のものです。

【公式仕様】愛媛県史 民俗 下(1984年)は「三三歳の女に兄弟が厄逃れの帯を贈るところもある」と記録し、「長いものを贈るのは『長生きしてほしい』という願いがこめられている」と書いています(愛媛県史 民俗 下(1984年)、2026年9月19日取得)。

うろこ模様について、日本大百科全書は「女性は鱗(うろこ)模様の衣類を身に着けるものだといって三角形の連続模様の着物や、帯をつくることもあった」と書いています(コトバンク「厄年」、2026年9月19日取得)。どちらも女性の厄年の記録です。

社寺24件で贈り物を書くのは門戸厄神だけ

開いた社寺24件のうち、厄年の贈り物に触れていたのは門戸厄神の1件だけでした。

【公式仕様】門戸厄神は、厄払いの贈り物について「肌身離さず持てる長いものや、うろこ模様や七色のものが良いとされています」と書き、「男性への贈り物には、ネクタイ、ベルト、財布、火箸、腕念珠など」と挙げています(門戸厄神「厄について」、2026年9月19日取得)。

男性の古い記録は「贈る」より「捨てる」厄落とし

男性の厄年の古い記録は、42歳で古いふんどしを四つ辻に落とすなど、物を手放す厄落としです。

【公式仕様】愛媛県史は「正岡子規の句に『四十二の古褌や厄落し』がある」とし、四つ辻に古いふんどしを落として帰る風習を記録しています(同上)。デジタル大辞泉も「厄落し」を「ふんどしを道に捨てるなどの風習」と説明しています(コトバンク「厄落し」、2026年9月19日取得)。

同じ愛媛県史には「『四二は腕で祝い、六一は子が祝い、八八は孫が祝う』といわれる」という言い回しも載っています。

厄払いはいつ・いくらで受けるか

期限の決まりは無く、通年で受けられる社寺があります。男性だけ受付時期や初穂料を分ける社寺はありませんでした。

【公式仕様】神社本庁は「いつまでに行う必要があるといった決まりがあるわけではありません」と書いています(神社本庁「厄祓い(厄除け)」、2026年9月18日取得)。男性だけの受付時期・初穂料の記載は24件にも無く、表7は男女共通の内容です。

表7 厄除け・厄祓いの予約と初穂料(公式に記載のある社寺・2026年9月18日調べ・男女共通)
社寺予約初穂料・祈祷料
寒川神社令和8年の正月は不可(先着順)中式3,000円以上/大式5,000円以上ほか
鶴岡八幡宮Web・電話とも受付なし記載なし
八坂神社(京都)不要8,000円〜
住吉大社受け付けていない10,000円(お預け祈祷5,000円)
城南宮不要7日6,000円/20日10,000円/1ヶ月12,000円
太宰府天満宮—6,000円/8,000円
川崎大師不可・当日申込お護摩5,000円/7,000円/10,000円ほか
西新井大師不可5,000円〜50,000円
成田山新勝寺不要7,000円/12,000円
門戸厄神—特別祈祷 個人12,000円以上/年祈祷6,000円

金額は改定されることがあり、香椎宮は2026年4月1日から個人祈祷を7,000円に改めています。表7は2026年9月18日時点の内容です。

元日〜節分を勧める社と、通年と書く社がある

元日から節分までを勧める社と、年間を通して受けられると書く社の両方があります。

【公式仕様】間々田八幡宮は「基本的には元旦から節分までの間に受けるのが良いとされております」としながら通年で対応し、城南宮は「新年より節分の頃までにお参りになっています」と書いています。一方、明治神宮は「最近では一年を通してお祓いを受ける方が多い」としています(明治神宮「よくあるご質問」、2026年9月18日取得)。参拝日そのものについては参拝を控えたほうがよい日にまとめています。

服装については、龍泉寺が「スーツや礼服でなければならないという決まりもありません」と書いています(龍泉寺の厄年の案内、2026年9月19日取得)。当日の流れは参拝の作法と流れで確かめられます。

女性の分も並べた男女共通の早見表(令和8年・9年)と、数え年の区切りの比較は、厄年は何歳?男女の早見表と社寺で割れる年齢にまとめています。

よくある質問

Q. 厄年に転職や家を建てるのはいけませんか。

A. してはいけないという決まりはありません。産泰神社は「新しい挑戦や大きな決断をしてはいけないという制限はない」と書いています。当サイトが開いた社寺の公式ページ24件に、転職を控えるよう求めたものはありませんでした。

Q. 前厄・本厄・後厄のうち、行くならどの年ですか。

A. どの年に行くべきかを決めた公式の資料はありません。神社本庁は「いつまでに行う必要があるといった決まりがあるわけではありません」としたうえで、「可能な場合は1年のうちの出来るだけ早い時期が良いでしょう」と書いています。

Q. 満年齢で厄払いを受けてもいいですか。

A. 受けられると書く社があります。城南宮は「満年齢でご祈祷される方もいらっしゃいます」、平坂熊野神社は「満年齢でご祈祷をお受けいただくことも可能です」としています。川崎大師は、厄年の表そのものを満年齢で作っています。

Q. 夫や父が厄年だと、家族にも厄が移りますか。

A. 移らないと書いている寺院があります。門戸厄神は「厄をもらうということはないです」とし、「厄年だからこそ家族が協力し合って乗り越えていくものです」と書いています。

Q. 厄明けのお祝いには何と書きますか。

A. 門戸厄神は、厄年が無事に終わった人にお祝いを贈る場合について「『祝厄払い』『祝厄落とし』などと表書きしてお祝いの品を贈ることもあります」と書いています。表書きを定めたほかの社寺の記載は、開いた24件の中にありませんでした。

Q. 還暦の祝いと厄払いは同じ年にするものですか。

A. 還暦は数え61歳のことで、男性の本厄の61歳と同じ年です。東京都神社庁は「還暦はお祝いの年であり、厄年でもあります。人生の節目の還暦はお祝いとともに、厄除けをしましょう」と書いています。満年齢で数える川崎大師では、還暦の本厄を60歳に置いています。

まとめと参考にした資料

男の厄年は、自分の生まれ年と、行く予定の社寺が出している今年の表の2つを見れば決まります。

  • 男性の厄年は数え25歳・42歳・61歳。令和8年の本厄は平成14年・昭和60年・昭和41年生まれ
  • 42歳を「大厄」と書くのは24件中12件。61歳は載せない社が0件で、置き方は4通り
  • 年男は数え13・25・37・49・61歳。25歳と61歳は年男と重なり、42歳は重ならない
  • 生命表の死亡率は42歳前後で毎年上がる坂の途中で、厄年だけの山は見当たらない
  • 男性へのネクタイ・ベルト・七色の贈り物は、公的・学術資料では記録が見つからない

家族の女性の厄年は女の厄年(19・33・37歳と61歳)で調べられます。参拝先を選ぶなら自分に合う神社の見つけ方と神社巡りプランナー、属性診断、御朱印の基礎知識もあわせてどうぞ。

参考にした資料(いずれも2026年9月18日〜19日取得)

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